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パンツブレイカーG

うむうむ。相変わらず、おバカでどうしようもない能力に振り回され、その力が他人に疎まれていることも理解しつつ、それでも自らを卑下せずに誇る主人公が、バカだけど格好良いですね。ま、必殺技は全裸爆発なんですが。

そんな主人公のことを許さないと詰る少女が登場。パンツ消された恨み……ではないというのが分かった後、確かにそれは主人公を許せない気持ちになるかもなあ、と納得しました。確かに主人公が悪意をもってやったわけではないけれど、彼女にとっては取り返しのつかないことだものね。
でも、「誤って済む問題ではない」と認識しつつも、己の行動に責任を持つと真摯に謝る主人公はやっぱり流石だと思いました。その姿勢の源が、「こんな自分を信じてくれている妹に恥じることのない自分でありたいから」というのがまた良いなあ。兄妹の絆の強さを感じさせてくれます。

妹と言えば、前回よりも妹大活躍で大変嬉しい。良い妹だよなー。
冒頭から一緒にベッドで添い寝とか、言い訳をしない兄代わってのフォローとか、人工呼吸とか、見せ場が多くありました。しかし175ページのイラストの構図は素晴らしいですね(頭がくらくらします(おい))。

パンツブレイカーG (一迅社文庫)

著者/訳者:神尾 丈治

出版社:一迅社( 2012-05-19 )

定価:¥ 650

Amazon価格:¥ 650

文庫 ( 269 ページ )

ISBN-10 : 4758043213

ISBN-13 : 9784758043212


ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・アカデミア② 燃えろ!第三生徒会

風雲!モテキ城というセンスが古くて素敵です。たけし城って何年前だ。

れいちゃんの頭悪い日記や飛び出す台詞の破壊力が凄い。流石ラブハリケーンだなあ。
ストーリー的には今回は透子さんメインだったと言えると思うのですが、れいちゃんのインパクトには勝てませんね(恋愛的には透子さんリードだと思うのですが)。

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・アカデミア(2) 燃えろ! 第三生徒会 (富士見ドラゴンブック)

著者/訳者:中村 やにお F.E.A.R.

出版社:富士見書房( 2012-04-20 )

定価:¥ 714

Amazon価格:¥ 714

文庫 ( 382 ページ )

ISBN-10 : 4829146699

ISBN-13 : 9784829146699


アルシャードクロスオーバーリプレイ3 創世! 真ラグナロク!!

アルシャードシリーズのトリを飾るリプレイということで、豪華絢爛にレベル100で展開されるストーリー。

一度はやってみたいよね、レベル100とかそういう超高レベルPC。D&Dのイモータルとかもやってみたいと思ったし。
ただ、必然管理すべきデータ量が莫大になっていくので、プレイするのも一苦労。チュートリアル戦闘で一日終わりとかいう展開にはちょっと笑いました。

アルシャードの場合行動値消費型なので、一ターンに複数回行動可能というシステムを取ってる関係上、超高レベルPCだと延々一ターンが終わらないということになりますねえ。

ストーリー的にはお笑い挟みつつも大団円と言っていいのでは。しかしスタート当初は、茉莉が人間逸脱するとは思いませんでしたね……。

アルシャードクロスオーバー リプレイ3 創世! 真ラグナロク!! (ファミ通文庫)

著者/訳者:田中天 F.E.A.R.

出版社:エンターブレイン( 2012-04-28 )

定価:¥ 735

Amazon価格:¥ 735

文庫 ( 377 ページ )

ISBN-10 : 4047279927

ISBN-13 : 9784047279926


お買い物

小説

  • ガガガ文庫、浅井ラボ著「されど罪人は竜と踊る⑪ Waiting Here to Stop the Noisy Heart」
  • ガガガ文庫、秀章著「空知らぬ虹の解放区」
  • ガガガ文庫、竹林七草著「猫にはなれないご職業」
  • 一迅社文庫、神尾丈治著「パンツブレイカーG」

漫画

  • 講談社コミックス、新川直司著「四月は君の嘘③」
  • 講談社コミックス、山田恵庸著「エデンの檻⑰」

断章のグリムⅩⅦ 白雪姫・下

血と狂気と悪夢に彩られた童話、遂に最終巻。

前の巻で、物語の根底とも言うべき蒼衣の過去についてひっくりかえされて、これ以上のどんでん返しはないだろうと思っていたところに、夢見子の断章でもう一度ひっくり返されるとは思いませんでした。まさか、予言ではなかったとは……。
これもまた壮絶な断章ですよね。しかもその力が制御できない夢見子にとっては、自身の身の周りの事を助けてくれる人々を、次々に狂気へ追いやることに繋がってしまいます。かといって、心を閉ざし日常生活を満足に送れない夢見子には周囲の助けが絶対必要であり……。なんだかもう不幸へドミノ倒しされる図しか思い浮かびません。

最終話ということで、ある程度の覚悟はしていたわけですが、予想以上にばったばったと人が死にました。いや、騎士達については半分くらいは諦めていたのです。ただ、まさか蒼衣の両親にも降りかかるとは……。あの、静まり返った食卓のシーンはトラウマものです。生理的嫌悪感と、蒼衣の受けたショックの大きさとが、両方襲ってくる脅威のシーンでした。

本作のラスト、神狩屋さんを葬ったところで、けして安寧は訪れたりしないんですよね。蒼衣の守りたかった日常は失われてしまいました。各所に時限爆弾が埋め込まれたまま、変わってしまった「日常」を、どう蒼衣が過ごしていくのかなあ。
神の悪夢という、勝利があり得ない物に対する戦い(根本治療ができず、対処療法しかない)なので、いつかは破綻が約束されている気がします。

断章のグリムXVII 白雪姫・下 (電撃文庫)

著者/訳者:甲田 学人

出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-05-10 )

定価:¥ 620

Amazon価格:¥ 620

文庫 ( 344 ページ )

ISBN-10 : 4048865633

ISBN-13 : 9784048865630


アリアンロッド・リプレイ・セカンドウィンド④ 樹海と秘密と冒険者

主人公ルードも、だいぶこなれてきた感じのセカンドウィンド四冊目。

今回のテーマはアドリブということで、アドリブの種類分けして対応を書いていますね。まあ、本筋に影響しない奴に関しては馴れだよね。何度もやってるうちにそのうち……と馴れてくるしかない気がする。
ストーリーが根底から狂うようなアドリブはやったことありません。というか普通対応できないよなあ……。サガの方でシナリオ後半捨てる羽目になったやつがあったけど、ああいうのは真似できません。凄いとは思いましたが。
ただまあ、TRPGなんて細かいとこみれば全部アドリブみたいなもんだよね。シナリオは一応用意するけど一言一句あるわけじゃないし。

でお話。
妹の正体は読めなかったなー。冒頭の敬語をチェックしてるきくたけさんが凄いと思いました。

アリアンロッド・リプレイ・セカンドウィンド(4) 樹海と秘密と冒険者 (富士見ドラゴンブック)

著者/訳者:久保田悠羅/F.E.A.R.

出版社:富士見書房( 2012-04-20 )

定価:¥ 693

Amazon価格:¥ 693

文庫 ( 286 ページ )

ISBN-10 : 4829146702

ISBN-13 : 9784829146705


オカルトリック

やはり大間九郎は、独特の面白さがありますねえ。他のライトノベルにはなかなかない面白さだと思います。
今回もまた、「愛」の話でした。

オカルト事件の調査を行う探偵・葛乃葉と、彼女を姉と呼ぶ助手の玉藻というのがメインキャラ。
部屋から全くでないヒキコモリ探偵である葛乃葉に代わり、外で調査するのは玉藻の役割。今回もまた、女子寮での不審火事件を捜査しに、女装して潜入……って女装!? とまあそんな感じの話。

第二話で、どうしてこういう状況になっているのかが明かされるわけですが、葛乃葉さんの溺愛っぷり明確な理由が提示されて納得させられました。強く切ない愛だなあ。
真実を明かすわけにはいかず、生涯葛乃葉が正しく報われることはないのでしょうね。

しかしラストでサブヒロインたる、イソラたんが全部もってった。
怖い、怖いよイソラたん!

オカルトリック (このライトノベルがすごい! 文庫)

著者/訳者:大間 九郎

出版社:宝島社( 2012-05-11 )

定価:¥ 680

Amazon価格:¥ 680

文庫 ( 284 ページ )

ISBN-10 : 4796697276

ISBN-13 : 9784796697279


魔王なあの娘と村人A③ ~ロボ娘は今日も空を飛べない~

二巻で顔見せした、ロボ娘のストーリー。
理想のロボとなるべく、日々飛行実験や無痛実験を繰り返しては人間の身なので死にそうになる、というどうにもアレな子です。

文化祭のイベント進行と一緒になったこともあり、「ロボ子」だけがメインだったような感じは薄い気がしますね。とはいえ、今回は勇者・翼もあんまり絡んできた気がしないし、じゃあ何だったのかというと、魔王・桜子と主人公のいちゃいちゃシーンが主だったような気が。
毎回「さ……村人Aさん」と言っていたのが、ときどき「さと……」まで出ちゃったりとか、細かいとこで可愛いな、これ(苦笑)。

クライマックス、ロボ娘の説得方法には納得。日々情報のばーじょんあっぷが大事ですね。

魔王なあの娘と村人A〈3〉ロボ娘は今日も空を飛べない (電撃文庫)

著者/訳者:ゆうき りん

出版社:アスキーメディアワークス( 2012-04-10 )

定価:¥ 578

Amazon価格:¥ 578

文庫 ( 279 ページ )

ISBN-10 : 4048864769

ISBN-13 : 9784048864763


アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 3

剣と魔法の異世界で、スポーツをやろうとするとどうなるか、という話。

そりゃ漫画大好きアニメ大好きなところに、最初に触れるスポーツ物が「テニスの王子様」や「少林サッカー」みたいなトンデモスポーツだったら、そういうスポーツだと思うよなあ。奴ら、出来ちゃうんだもん。

そこに、この世界の亜人種に対する差別意識や、人種間の対立構造なんかを上手く持ってきてます。最終的に、これらが解決するわけではないけれど、「何考えてるか解らない」レベルから「なんだ、同じようなことを考えてるんじゃん」と持って行けたのは大きな進歩ですよね。

しかし序盤の、エルビアの発情期ネタはあざといなあ。

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 (講談社ラノベ文庫)

著者/訳者:榊 一郎

出版社:講談社( 2012-05-02 )

定価:¥ 672

Amazon価格:¥ 672

文庫 ( 328 ページ )

ISBN-10 : 4063752372

ISBN-13 : 9784063752373


神さまのいない日曜日Ⅶ

「我儘に」なってしまったマダムに対し、壮絶な戦いを繰り広げることとなったオスティアの面々。

ほんの少し背中を押す言葉を囁くだけで、どうしても越えられないはずの一線を踏み越えさせるディーの言動が恐ろしい。ディーが魔女であることを思い出させられた序盤でした。
今でこそ仲良くしているけれど、目指すところが微妙に異なっているんだよな、アイとディーは。死が消滅でない世界の、生死の軽さが怖いですね。

そしてラストでまた衝撃。
夢をなくしたと思っていたアイが、誰もが最初から持っていた一つの夢に気付いた時、唐突につきつけられる「救われた世界」。
どうなるんだ一体。

神さまのいない日曜日VII (富士見ファンタジア文庫)

著者/訳者:入江 君人

出版社:富士見書房( 2012-04-20 )

定価:¥ 630

Amazon価格:¥ 630

文庫 ( 294 ページ )

ISBN-10 : 482913738X

ISBN-13 : 9784829137383


六花の勇者2

再度七人になったところで、前回と同じこと繰り返すんだったら面白くないよな……と思ってたところにきちんと趣向を変えてきましたね。冒頭から驚かされます。
まさかそのままってことはないよな、と思いつつ読んでいくわけですが、追い詰められるモーラの様子が尋常じゃなく、これはいよいよ本当に……と信じ込まされたところで逆転の秘策。

モーラ同様、約束の盲点を見逃させられていました。そりゃそうだ。「出来ない」というのと「出来るけど罰則」というのは違うよなあ。サッカーで言えば反則を「やっちゃいけない」ととるか、「イエローカードと引き換えならやっても良い」ととるかの違いという感じ。
毎回頭を使う話で面白いですね。

ただ今回は、結局一巻使って元に戻っただけなんだよな。七人目の謎は何も解らないし。

しかもエピローグで「あの人」が再登場。フェードアウトしないとは思ってましたけど、早い復帰に、物語がどう動くのか楽しみです。凶魔サイドと人間サイドとして区分した場合、第三勢力的な役割になりそうですしね。

しかしこいつら仲間と戦ってばっかだよな……。

六花の勇者 2 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

著者/訳者:山形 石雄

出版社:集英社( 2012-04-25 )

定価:¥ 660

Amazon価格:¥ 660

文庫 ( 340 ページ )

ISBN-10 : 4086306719

ISBN-13 : 9784086306713


スカイ・ワールド

現実世界からMMORPGの世界に行ってしまい、そこで冒険することとなった人々のお話。
とすると最近「ソードアート・オンライン」に代表されるまでもなく良くある話であり、作者である瀬尾さん自身も後書きでそのように書いているのですが、その中で「この話はこれが特別!」という特徴はあまりないのですよね。一応空に浮かぶ島々というのが特徴ではあるけれど、「三剣物語」などを紐解くまでもなくこれまた結構よくあるパターンですし。
だけど、読んでいて実に楽しい。ワクワクする。
これまた後書きで瀬尾さん自身が「冒険に対するワクワクする気持ちこそがこの作品の売り」と書いているのですが、まさにその通り。

主人公が元々MMORPGをやり込んでいて攻略法を編み出す側のプレイヤーだった、というのもあるかもしれませんが、大変な状況に巻き込まれつつも、これを楽しんでいるというか、先の見えない冒険に期待が大きい様子が読者にも感染する気がします。なんだろう、例えば同じ先を目指すのでも、「ソードアート」だと例えば義務感っぽい所があったわけです。切迫感というか。この作品では、むしろ希望や挑戦、という感じなんですよね。

また、ヒロインも大変可愛いと思います。瀬尾さんのヒロインで、こういう、素直に純粋無垢なヒロインは珍しいですね(芯の強さはありそうですが)。続きが楽しみです。

スカイ・ワールド (富士見ファンタジア文庫)

著者/訳者:瀬尾 つかさ

出版社:富士見書房( 2012-04-20 )

定価:¥ 609

文庫 ( 285 ページ )

ISBN-10 : 4829137541

ISBN-13 : 9784829137543


あくまでも、妹が欲しいんです。

悪魔が現れて、「何か三つだけ望みを叶えてあげます」と言われ、即断で「妹くれ。あ、もう一人」と告げる主人公という、出オチ感満載なお話。

神さまが無作為に不幸をばらまくから、悪魔がバランスとって幸福を配るんです、という論は面白かったな。
ただ、妹好きな主人公が、そんなインスタントにできる家族に満足できるのかというところはちょっと不満が。僕だったら自分の記憶もちゃんと改竄して兄妹として積み重ねた歴史も欲しいと思うだろうになー(おい)。
二人の妹(+偽妹の悪魔)は、それぞれ主人公が欲しい妹をパターン化したこともあって、実にテンプレートな感じではあるのだけど、それはそれでストーリーには合ってる気がします。

ただ、全体としては悪くはなかったんだけど、そんなオチでいいのか、というあっけなさがなんとも……。しかも最早妹でもなんでもなくないか、という気も。

あくまでも、妹が欲しいんです。 (一迅社文庫)

著者/訳者:水無瀬 さんご

出版社:一迅社( 2012-04-20 )

定価:¥ 620

Amazon価格:¥ 620

文庫 ( 253 ページ )

ISBN-10 : 4758043191

ISBN-13 : 9784758043199


覚えてないけど、キミが好き

ここ数年以前の記憶を失っている主人公の元に、かつての「彼女」を名乗る少女ゆららが現れて、よりを戻したいとアタックを開始する……というお話。

探偵を自称するゆららの残念っぷりが凄い。周囲の苦労が偲ばれます。ポンコツだよなあ、この子。

しかし、覚えてない主人公の過去に関し、妹とゆららの間の微妙な齟齬が気にかかる。どうも、妹かゆららか、どちらかが嘘ついてるっぽいんだけど……。どっちも、という線もあるかも? ろーどぐらすの時のように、後半に進むにつれ、何か大きな爆弾が落ちてきそうな予感がします。

覚えてないけど、キミが好き (一迅社文庫)

著者/訳者:比嘉 智康

出版社:一迅社( 2012-04-20 )

定価:¥ 670

Amazon価格:¥ 670

文庫 ( 303 ページ )

ISBN-10 : 4758043140

ISBN-13 : 9784758043144


お買い物

小説

  • MF文庫J、榎宮祐著「ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです」
  • GA文庫、大樹連司著「おまえは私の聖剣です。」
  • GA文庫、初美陽一著「優等生以上、フリョー未満な俺ら。3」

ノーゲーム・ノーライフは徒然雑記さんの感想読んで興味持って買ってきました。

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