うむうむ。相変わらず、おバカでどうしようもない能力に振り回され、その力が他人に疎まれていることも理解しつつ、それでも自らを卑下せずに誇る主人公が、バカだけど格好良いですね。ま、必殺技は全裸爆発なんですが。
そんな主人公のことを許さないと詰る少女が登場。パンツ消された恨み……ではないというのが分かった後、確かにそれは主人公を許せない気持ちになるかもなあ、と納得しました。確かに主人公が悪意をもってやったわけではないけれど、彼女にとっては取り返しのつかないことだものね。
でも、「誤って済む問題ではない」と認識しつつも、己の行動に責任を持つと真摯に謝る主人公はやっぱり流石だと思いました。その姿勢の源が、「こんな自分を信じてくれている妹に恥じることのない自分でありたいから」というのがまた良いなあ。兄妹の絆の強さを感じさせてくれます。
妹と言えば、前回よりも妹大活躍で大変嬉しい。良い妹だよなー。
冒頭から一緒にベッドで添い寝とか、言い訳をしない兄代わってのフォローとか、人工呼吸とか、見せ場が多くありました。しかし175ページのイラストの構図は素晴らしいですね(頭がくらくらします(おい))。
著者/訳者:神尾 丈治
出版社:一迅社( 2012-05-19 )
定価:¥ 650
Amazon価格:¥ 650
文庫 ( 269 ページ )
ISBN-10 : 4758043213
ISBN-13 : 9784758043212












