小説
- 角川スニーカー文庫、三田誠著「レンタルマギカ 死線の魔法使いたち」
小説
くそう、真夜さんが可愛すぎる。こんな上司いねーよっ!
著者/訳者:水沢 あきと
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-12-22 )
定価:¥ 662
Amazon価格:¥ 662
文庫 ( 339 ページ )
ISBN-10 : 4048862545
ISBN-13 : 9784048862547
SE系会社員とメイド喫茶の二足のわらじをはく二人の、微妙にラブストーリーなお仕事ノベル。第二弾。
相変わらず事件は「あるある」感が少ない大規模なものに巻き込まれるんだなあ。その辺が「なれるSE」との違いかな。事件の解決方法が大掛かりになってくるんですよねえ。「仕事で解決」じゃなくて、「仕事で事件に巻き込まれ」るミステリみたいな感じ。
今回は違法建築ということで、下手すれば命にかかわる大事件。企業倫理が問われますよね。もし自社がそういう事件に関わったとしたら、自分だったらどうできるか……と思うと、正直なところ即座に決断出来るか自信持てません。最後の最後に動いた高橋さんは、それだけでも大したもんだと思いますよ。
しかし、学生時代に好意を持っていた女性というサブヒロインの登場で、二人の関係がもっと進むことを期待したんだけどなー。
結局当て馬にもなれないまま退場しちゃうっぽいのが残念。もうちょっとひっかきまわして欲しかったな。
著者/訳者:水沢 あきと
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-07-23 )
定価:¥ 641
Amazon価格:¥ 641
文庫 ( 326 ページ )
ISBN-10 : 4048707280
ISBN-13 : 9784048707282
ファンタジー世界で日常話をするというコンセプト。デビュー作の雰囲気に近いですね。
冒険者を夢見るも、威厳ゼロで弱腰、いつもギルドで断られてばかりという主人公。
……しかし「実績がないから仕事を紹介できない」って言われたら新人どうしようもないよな。ちょっと納得いかないんだけど、一番格の高いギルドだから、ってことなのかな(より格の低いギルドで鍛えてから来い、と)。……閑話休題。
全然実力伴っていないのだけど、ちょっとしたことからヒロイン・ミリーに凄腕と勘違いされ、見栄を張り通そうとする辺りが男の子だなあ。そのうちその見栄に実力が吊り合ってくると良いね。
しかしこの女将さん、ミリーは可愛いなあ。自分の趣味のことになるとちょっと暴走しちゃうところも、むしろチャームポイントに見える。一所懸命説明してる様子は(自分が聞かされる身になったらたまったもんじゃないかもしれませんが)、相手に自分の気持ちを共有して欲しいからこそなんだし(いや自慢話って部分もあるけどさ)。
著者/訳者:小河 正岳
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01-07 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 317 ページ )
ISBN-10 : 4048862502
ISBN-13 : 9784048862509
フリョーを目指す優等生の少年の奮闘。とりあえず不良という言葉の意味をもう一度調べ直すべきだろうな、主人公は。
唯一主人公に好意を抱いていないししゃもさんの存在がありがたい。どうせそうなるんだろうなあ、と思いつつもアデルまで……と思っちゃったからなー。
全く空回りし続ける委員長に愛を。スルーされ過ぎてがら悪くなってきちゃいましたよ(苦笑)。いやそれが可愛いんだけど。
著者/訳者:初美 陽一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2012-01-16 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
文庫 ( 256 ページ )
ISBN-10 : 4797368675
ISBN-13 : 9784797368673
親友を亡くし、その幽霊に依存している少女が、自立の一歩を踏み出す話でした。一巻に引き続き、優しい気持ちになれる良い話ですね。
ルリの正体はやられた、という感じ。なるほどなあ。だからこそ、彼ら姉兄妹達が微妙な態度をしていたんですね。想いを昇華できたようで良かったです。
しかし緋色可愛いなあ。雷苦手とか、普段の強気な態度からは想像できませんね。思わず先走って口走っちゃった「私のもの」発言も大変悶えました。
僕と彼女と幽霊の秘密 (このライトノベルがすごい!文庫) (このライトノベルがすごい!文庫 き 2-2)
著者/訳者:喜多 南
出版社:宝島社( 2012-01-13 )
定価:¥ 680
Amazon価格:¥ 680
文庫 ( 252 ページ )
ISBN-10 : 479668865X
ISBN-13 : 9784796688659
とりあえず明の小動物っぽい可愛さを愛でる話。
付き合い出した二人が、お互いにちょっと意識しすぎて上手くいかない、というただそれだけの話でした。でもそれが良いんだよ。あんまりにも初々しくて可愛い。
しかし妹も相当残念な性格っぽいのだけど、もうちょいメインに絡まないだろうか。
著者/訳者:佐野 しなの
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01-07 )
定価:¥ 641
Amazon価格:¥ 641
文庫 ( 267 ページ )
ISBN-10 : 4048862510
ISBN-13 : 9784048862516
ナメクジさん主人公の一人だったのか……。ダブル主人公制だったとは思いませんでした。
しかしどちらの主人公も酷い状況だなあ。トカゲくんは前回の事件がトラウマで絶賛ひきこもり中だし、ナメクジさんは片手を失い暗殺者としては失業中。トカゲくんは相変わらず武器を持たず徒手空拳の戦いを強いられているし、ナメクジさんは巣鴨憎しの余り精神を病んでしまってるみたいな状況。
しかしナメクジさん、キレっぷりが凄いが、巣鴨さんに敵う未来が見えません……。
巣鴨さんのトチ狂いっぷりのが上手に感じちゃうんだよなあ。常識とか良識とか全部わかってる上で、「だから何だっていうの?」と真顔で問うてくる人なんだよなあ、巣鴨さん。ナメクジの、ぶっちぎっちゃった勢いよりもよっぽど怖いよ。
しかし心を読む力とは、ハッタリオンリーのトカゲくんの天敵だな。どうやってここから一矢報いていくつもりなのか、下巻を楽しみにというところか。
トカゲの王 2―復讐のパーソナリティ (上) (電撃文庫 い)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01-07 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 277 ページ )
ISBN-10 : 4048862448
ISBN-13 : 9784048862448
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優しい雰囲気と意外とシビアな結末のバランスがいわく言い難い読後感を残しますね。切ないだけではなく、心温まるだけではなく、その両方のような。
ノアの選んだ道は、個人的には納得しがたいのだけど、未来の彼女が心穏やかにいられるようで、それだけは良かったと思います。
しかし主人公の勘違いは直ぐ察しがついたけど、恋する悠木さんが凄く可愛かった。
回る回る運命の輪回る 2―ビター・スイート・ビター (電撃文庫 な)
著者/訳者:波乃 歌
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01-07 )
定価:¥ 662
Amazon価格:¥ 662
文庫 ( 285 ページ )
ISBN-10 : 4048862553
ISBN-13 : 9784048862554
ハードなパニックSFホラーと、スラップスティックな笑いが同居してる変な作品。
胸糞悪くなるような真実と、やり直しが利く故の大量虐殺劇。あんまりにもあんまりな舞台裏は、むしろコメディ染みて見えます。
ところが一点、巻き込まれた人々から見ればそれは唯一無二の命を賭けた逃走劇。愛も勇気も全て振り絞って、それでもなお散っていく命の切なさ……なのに実は全て上位的存在の手のひらの上で遊んでるだけというこの趣味の悪さ。
最後まで両サイドのストーリーを交わらせないところなんか、もうほんと徹底して悪趣味ですよね。素晴らしい。
個人的には、お兄ちゃん大好きなまま化け物と化してしまった悲劇の少女、夕海サイドの物語の掘り下げを……!
楠木統十郎の災難な日々 2 史上最悪のバカンス (電撃文庫 み)
著者/訳者:南井 大介
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01-07 )
定価:¥ 683
Amazon価格:¥ 683
文庫 ( 307 ページ )
ISBN-10 : 4048861654
ISBN-13 : 9784048861656
いよいよ本格的に内乱の様相を呈してきたメフィウス。しかしそうなれば当然黙っていないのは、決して友好な関係にあるわけではない隣国達。
オルバにしてみれば、自分達と関係ないところで戦況が変わってしまい、待ちの姿勢にならねばならない展開は辛かったでしょうねえ。今まで、先陣切って状況を動かしてきたタイプだけに余計に。
この状況の中、オルバの事を理解した上で、自分の為せる最大限の力を発揮しようとするビリーナが良いなあ。何も告げなかったけど、お互いの目指すものが一致したような感じがありました。まだオルバの秘密を知らないはずなのに、一瞬ギルとオルバを重ねて見るなど、彼女が真実に気付けるのかも興味深いところですね。
今作ではパーシルが駆け付けるシーンが好きです。ライバルとも忠臣とも違う距離感が良いですね。見届けてやる、という気持ちなのかな。シーク亡き後で、シークとはまた少し違う形で、オルバの支えになってくれそうな気がします。
著者/訳者:杉原 智則
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01-07 )
定価:¥ 683
文庫 ( 386 ページ )
ISBN-10 : 4048862480
ISBN-13 : 9784048862486
ニューイングランド・ペイトリオッツVSボルティモア・レイブンズの試合を見ました。
いやはや、こんな幕切れになるとは。
残り六分くらいになったところで、ボルティモアの攻撃が順調に行き始めた所をニューイングランドがインターセプト。QBトム・ブレイディの力を持ってすればこれでかなり勝利に近づいた……と思ったら! 定石通り、ターンオーバー直後のプレイでロングを狙ったところ、エンドゾーンでまさかのインターセプト。
このインターセプトが凄かった。エンドゾーンに走り込んだWRに体半分抜かれながらも、ディフェンスの選手が背面跳びみたいな状態で片手ではたき落したところ、なんともう一人のディフェンスが滑り込んで地面につく前に拾い上げた。しかもそこから40ヤード近いリターン。
これで流れは一気にボルティモア、……だと思うんですけどねえ、普通。
そこは流石試合巧者のニューイングランド。ロングパスで一発TDというのだけは避ける、という姿勢でじりじりした展開に。
しかし残り10秒足らず、34ヤードのフィールドゴールチャンスを得たボルティモア。これで延長だな、と思った瞬間、このイージーなFGを左に引っ掛けまさかの失敗。
ボルティモアの選手たちの呆然とした顔が印象的でした。