シチュエーションノベルだなあ。「終末の過ごし方」や「ひとめあなたに…」なんかと同じで、舞台装置としての終末世界。
迫りくる謎の異星人(?)との戦いで、日本以外は全滅し、日本も一時の小康状態。そんな中、研究所から出たこともなかった、作られた少女であるメイと、父親の医療費を稼ぐために戦うひまり、そしてまるで家族みたいな第17小隊のみんなと過ごす生活が描かれます。
謎は色々あるんだけどそこは置いておいて、メイとひまり、第17小隊のみんなの交流が優しさにあふれてて良いですね。
日本を取り巻く状況は最後まで何も解決はしていないのだけど、それでも今この一時を、彼らが笑顔で過ごせている奇跡がここにあったという気がします。優しい気持ちになれる、良い話でした。
……ただ、それはそれとして、謎の種明かしをどこかで読みたい気も。
著者/訳者:あきさか あさひ
出版社:一迅社( 2012-01-20 )
定価:¥ 650
Amazon価格:¥ 650
文庫 ( 286 ページ )
ISBN-10 : 4758043019
ISBN-13 : 9784758043014
