2007/01/09
ぼくと魔女式アポカリプス2 Cradle Elves Type
一巻に引き続き容赦ないですねー。それがたまらない。
あの大雨の日から二週間。道を歩いていた澪は突然ドロップキックで首の骨を折られ、半ば「殺され」た。手を下した妙に長いポニーテールのチャイナ服幼女は、澪に向かっておかしな言葉を言い放つ――拙者様は「正義の味方」であり、劣悪を正殺するものである、と。
明らかに代替魔術師であるはずの彼女の真の目的とは、一体……?
新たな痛みの物語が、今、始まる――
一巻の話を上手く使っているというか、それに引きずられている主人公が見ていて痛々しい。考えないように考えないようにしている様が、ダメージの深さを物語っています。この主人公の場合、鈍感なわけではないんですよね。逃避してるだけで。その逃避を続けられなくなったときには、何かが手遅れになってしまっているようで、気付いたところでどうしようもないという感じなのが辛い。
しかし澪も、一巻二巻と二回似た過ちを繰り返してしまったわけで、これを教訓として成長してくれることを願います。あんまり同じ間違いばかり繰り返されるとやっぱりね。
ぼくと魔女式アポカリプス〈2〉Cradle Elves Type (電撃文庫)
- 著者 : 水瀬 葉月
- 発売日 : 2007-01-06
- 出版元 : メディアワークス
- 評価 :
- 価格 : ¥ 641
ラストで更にもう一つ切ない別れを突きつけられるのがまた凄い。ここでこうするか、という驚きがありました。本当に容赦がないなあ。
こうなってくると、意外とそれなりの巻数で話をまとめそうな気がしてきました。10巻までは行かずに綺麗に終わると良いな。
寝々の狂い方も切なかったですね。すがるような気持ちだったのだろうなあ。
Trackback
No Trackbacks
Track from Your Website
http://bibliomania.jp/mydear/diary/trackback/tb.php?id=1311
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)

Comments in Forum
Discuss