2007/01/17

戦う司書と追想の魔女

ポスト @ 0:22:13 | 小説,山形石雄

前回の巻が、この世界の謎を紐解く巻だったとすれば、この巻は物語の終わりに向けての第一歩を踏み出した巻だったように思います。神溺教団と武装司書、彼らの戦いに誰がどのような結末をもたらすのか、楽しみですね。

神溺教団といえば、今回のお話の結果によって、随分大きな変化がもたらされそうな気もするんですが、どうなんでしょうね。それとも結局また虚構抹殺杯アーガックスによって元通りに戻ってしまうのかしら。

しかし相変わらず、「正義の人」や「良い人」だからといって報われないお話を書きますね。容赦ないというか、キャラクターに対して距離を置いて書ける人だというか。ここまできたらハミュッツは最後までこういう人のままなんだろうなあ。猫のように気まぐれで残忍という形容がぴったり。全く好きになれるキャラクターではないのに、存在感抜群で、まさに彼女なしにはありえないお話なんですよね。

しかしノロティが出てくると和むなあ。一人だけ雰囲気違うよな。

戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)

  • 著者 : 山形 石雄
  • 発売日 : 2006-12-20
  • 出版元 : 集英社
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 650

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