2007/03/13
セカイのスキマ3
ポスト @ 0:20:59 | 小説,田代裕彦
後書きに『あくまで《ひと区切り》のつもりでいたのですが、今回は区切りをつけることにこだわりすぎて、「完結した」という印象の強い話かもしれません』とあるように、そう書かれていなかったらこれで完結だと思ったろうなあ、という終わり方。
みこの過去と、哲の歪みを、今回の怪異に紐付けて上手く片付け、状況を変化させるとともに未来に向かっての道筋を見せてくれています。うーむ、やっぱり「完結」っぽい。続けるとすれば今度は、哲がより積極的に関わるようになるのは当然として、みこの兄の話なんかに焦点が当たっていったりするのかな。
しかしラブ寄せが結構激しかったにも関わらず、結局真っ当なラブに一度も走らないあたりが田代さんらしい気がしました(笑)。
- 著者 : 田代 裕彦
- 発売日 : 2007-03
- 出版元 : 富士見書房
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