2007/03/21

銀月のソルトレージュ2 金狼の住処

ポスト @ 23:23:12 | 小説,枯野瑛

アリスが凶悪に可愛いですね。日常側のキャラクターなので、主人公が非日常に踏み出す後半でどうしても出番少なくなってしまいますが、完全に分離されているわけではないので、(電撃でよくある短編形式みたいに)話の枕にされているだけ、とまでならないのは良いところ。206ページの台詞(「ええもう、速攻で餌付けしてめろめろにしてやりたいくらいに珍獣です」)が、笑いながらも良かったなあ。

お話は、一巻で死にながらもジネットの魔力により生き長らえた主人公リュカが、事件をもみ消すことの出来た学院に対し疑念を抱き、色々調べだす……というような展開。

皆がリュカに対し何かを隠そうとしているようで、また、promnadeの書き方がいかにもな感じだったので、ああきっとこれはこういうことなんだろうなと予想がつきました。それでもやっぱりラストのライアとアルベールのやり取りは、切なくて哀しくて、泣けてきました。

元々のプロットを三分割した、一つ目と二つ目がこの一巻と二巻だったそうですが、続くようならば、リュカとアリスに平穏を与えてあげて欲しいなあ。二人の関係が自然に近づいていって結ばれるようだと嬉しいですね。

銀月のソルトレージュ〈2〉金狼の住処 (富士見ファンタジア文庫)

  • 著者 : 枯野 瑛
  • 発売日 : 2007-03
  • 出版元 : 富士見書房
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 609

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://bibliomania.jp/mydear/diary/trackback/tb.php?id=2090
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)

Comments in Forum

Discuss