2007/10/03

煙突町の赤魔と絶望少年

ポスト @ 1:03:13 | 小説,ゆうきりん

おお、これは雰囲気の良いお話だなあ。打ち寂れた工場が入り組み、パイプと鉄錆、煙突と炎で斜陽のように赤く色づいた町並み。廃墟のようでいて、そこかしこに人の息吹が感じられる町。その町に広がる噂――謎の怪人・血錆び男。

こう、おどろおどろしくもわくわくするような、江戸川乱歩的期待感が高まりませんか。

その雰囲気を最後まで書きとおしてくれればもうそれで満足。

最後が特殊能力バトルになっちゃったのがちょっと残念といえば残念ですが、それでも陰惨な事件と猟奇的な雰囲気に彩られ、かなり楽しんで読めました。

続いた場合、血錆び男とは一体結局なんなのかといったところが知りたいですねえ。

煙突町の赤魔と絶望少年 (ファミ通文庫)

  • 著者 : ゆうき りん
  • 発売日 : 2007-09-29
  • 出版元 : エンターブレイン
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 588

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://bibliomania.jp/mydear/diary/trackback/tb.php?id=3672
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)

Comments in Forum

Discuss