2007/11/22

アストロノト!

ポスト @ 2:35:32 | 小説,赤松中学

まだ途中ですが終盤に入ったところ。月を目指す話なんですが、その「月を目指す」という点について一つ書きたいことがあったので先に。

悪いわけじゃないんだけど、どっちかというとラブストーリーでまとめている話だったんですねえ……。このキャッチコピー(突きぬけろ、38万km)で、勝手に期待していた部分もあるんですが……。

やっぱり宇宙に飛び出す少年には「行きたいから行くんだ」であってほしかったなあ。

理由があるから月を目指しただけであって、目的地が月である必要ないんだよなあ(人里離れた秘境でも成り立つんじゃないかな)。こう、宇宙を飛ぶという浪漫がもうちょっと欲しかったんですよね。そういう方面の期待は外れちゃったかな。

読み終わりましたので追記。

文章が何となく「何がどうなった」という表面的なことだけ追ってる感じがするんですよね。その辺が、実はそれなりの期間にわたるお話(数か月単位)なのにあまり厚くない辺りにも出てるかも。

もうちょっと丁寧に進んでくれると良かったな。

あとは物理面とか。機内の『重力』が30倍って、用語の正確性(加速度だと思うんだよな、ここで言いたいの)はともかく、30Gって死にます。昔のロケットでも確か6Gくらいまでじゃなかったっけ……と思って調べてみたんだけど、やっぱり6~7Gで限界って書いてありますね。そも、事故って落下中に加速度がうなぎ上りにガンガン上がっていく状況もあんまり考えにくいですが(速度は上がるけどね)。

それと、ノトのタイムリミットの理由が結局わからなかった気がするんだけど……どこかに書いてありましたっけ? 読み落としたかしら(今これを書くのにざっと見返してみたんだけど、それでもわからなかったんだが)。

アストロノト! (MF文庫J)

  • 著者 : 赤松 中学
  • 発売日 : 2007-11
  • 出版元 : メディアファクトリー
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 609

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