2007/12/18

人類は衰退しました②

ポスト @ 1:17:25 | 小説,田中ロミオ

お? 1巻に比べ、ノリがややSFの方に寄った気がしますよ。「食卓にビールを」みたいな感じ。

ということで人類が緩やかに衰退している世界で、新人類として登場した「妖精さん」をめぐるお話の二巻。今回は、認識の違いによる世界の捉え方についてのお話と、時間の流れから切り離された空間を利用した、自我の取得のお話の二編でした。うむ、こうまとめるとなんとなくSFっぽいですよね。

とはいえ相変わらず、あの捉えどころのない妖精さんズの会話なんかはそのまんま。気が抜けるような会話が素敵ですねえ。妖精さんの、無駄な技能の使いっぷりも良い。一話目に登場する各種妖精さん作の道具類の素敵さなんて、どれもこれも使ってみたいですね!

ちなみに一巻でもお話だけ登場していた、「助手さん」が今回登場したわけですが、この人レギュラーキャラになるのかなあ。「わたし」と妖精さんの掛け合いだけでも充分楽しめるこのシリーズに、どういう変化をもたらすか楽しみなところです。

人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

  • 著者 : 田中 ロミオ
  • 発売日 : 2007-12-19
  • 出版元 : 小学館
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 630

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