2007/12/25

"文学少女"と月花を孕く水妖

ポスト @ 1:11:11 | 小説,野村美月

「特別編」ということで、ファミ通文庫のサイトで掲載されていた短編集になるのかと思ったのですが違いました。二巻の後に入るエピソードということで、時系列こそ今までの直後になっていませんが、それ以外は今までのシリーズとあまり変わりはありませんでした。

で、後書きにも書いてあるように「心葉と遠子の夏の思い出+麻貴編」というべき作品。特に麻貴は、今まであまり掘り下げて書かれていなかっただけに、ここでのクローズアップが大きいですね。エピローグで数年後の話題が出ているのですが、まさか彼女がそういう決断を下すことになろうとは、びっくりしました。いやはや、確かにある種の執着は感じましたが……よもやですよねえ。

エピローグでは他にも色々今後を考えさせる言葉が散りばめられていて\興味深いところ。うーん、続くはずの、遠子先輩エピソードがますます楽しみになってきました。

謎解きでは、一つの謎を解き明かした後の、"文学少女"による「想像」が綺麗だなあ。本当のところ、どうだったのかはよくわからないけれど、こうであれば良いなと思う内容でした\。しかし遠子先輩本当に幽霊苦手だなー。

それと、魚谷さんは今後出てくることあるのかしら。微妙に可愛いところあったもので、「その後」が気にかかるところではあるのだけど。まあ、たぶん出てこないのではないかと思うのですけどね。

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

  • 著者 : 野村 美月
  • 発売日 : 2007-12-25
  • 出版元 : エンターブレイン
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 630

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