2008/02/12

ほうかご百物語

ポスト @ 1:34:12 | 小説,峰守ひろかず

妖怪蘊蓄を混ぜ込んだ、ほんわか風味のお話。……の割には結構妖怪大戦争してますが。

妖を呼び込みやすい環境の学校に現れたイタチの妖怪、イタチさん。主人公白塚くんとイタチさんの出会いは、彼女に血を吸い殺されそうになるという物騒なものだったわけですが、危機から逃れた瞬間に彼女の美貌にほれ込んで、是非絵のモデルにと頼みこむ神経が普通じゃないですねえ。多少の自覚はあるようですが、美しいものに対しては常識ふっ飛ばしてますね(しかし挿絵はちょっと不満だなー。どうみてもイタチさんが「美人」ではなく「可愛い」系にしか見えない)。

イタチさんは、こんな出会い方してる割には、非常に純朴で一所懸命で可愛らしいですね(まあそんな性格だからこそ余計に「可愛い」系に思えてしまうのだけど)。白塚くんの執着は、絵のモデルとしてなので恋愛感情ではないっぽいんですが、感極まった時の台詞とかは非常にストレートで殆ど愛の告白みたい。純朴なイタチさんには耐えきれずに真っ赤になっちゃうわけですが。

しかしそつなくまとまっているんですが、「これ」という点があんまりないかも。

ほうかご百物語 (電撃文庫)

  • 著者 : 峰守 ひろかず
  • 発売日 : 2008-02-10
  • 出版元 : メディアワークス
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 578

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