2008/03/04
コッペとBB団 その3
ポスト @ 0:04:55 | 小説,田口仙年堂
最終巻……という割にはあんまり切りが良くなかったように思います。むしろ、首領の正体(一巻のときに思った予想は外れたなー)や狙いが解ったりして「これから」という雰囲気があったんだけどなあ……。
しかし今回のヒーローは、むしろ外道っぽさがにじみ出てて「ヒーロー」という語感にそぐわない気がしました。「良くも悪くも子供である」と描こうとしているような気はするんですが、ちょっとやりすぎじゃないかなーと。兄弟仲良いことは間違いないんですが、残虐性が表に出過ぎてて、むしろおばあさんの荷物持ってあげてるエピソードが浮いて見えるくらいな気がしました。
ああ、二巻で登場したアルタイルも出番ないまま終わっちゃったんですねえ。コッペと同等の存在として、重要な役割を担うかと思っていたのですが……この巻で四人も出てきちゃいましたからねえ、ディストーン製の怪人。
心優しき悪役達の物語として、十二分に面白かったのですが、もーちょっと続けて欲しかったなー(使いきれていない設定が勿体なくて)。
- 著者 : 田口 仙年堂
- 発売日 : 2008-02-29
- 出版元 : エンターブレイン
- 評価 :
- 価格 : ¥ 672
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