2008/03/12

SHI-NO ―シノ―夢の最果て

ポスト @ 0:58:58 | 小説,上月雨音

犯人は最初から判っているのだけど、動機や証拠がなく、どうやって追い詰めていくのかというパターンの話。

うーむ、流石に今回はちょっと犯人に同情。事件の経緯もそうだけど、最後のアレはやはりどうしてもやりすぎ感が漂います。犯人は、もしかしたらもう二度と立ち直れないんじゃないだろうか(というかまともな精神を保てなくなってるような描写に見えます)。

あの場面で、それを何の躊躇もなくおこなえてしまう志乃ちゃんの恐ろしさも感じます。こういうのを見るたびに不安が強まるわけですが、作中『僕』が幻視した光景が、幻のままでありますようにと祈るような気持ちになります。

事件以外としては、キララ先輩の態度にちょっと「へぇ?」と思ったシーンが。終盤なんですが、クリスマスプレゼントとして『僕』にねだったものが、僕にはかなり意外に思えました。もしかしてもしかするとそうなんですか?

SHI‐NO―シノ 夢の最果て (富士見ミステリー文庫)

  • 著者 : 上月 雨音
  • 発売日 : 2008-03-08
  • 出版元 : 富士見書房
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 630

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