2008/04/07

レンタルマギカ ありし日の魔法使い

ポスト @ 0:07:04 | 小説,三田誠

一応、前の話(ユーダイクスの体を乗っ取られ、ロンドンで大暴れ)の続きという体裁にはなっていますが、ほぼ全編にわたり12年前――まだいつきではなく、その父司が社長を務めていたころのアストラルのお話になっています。

とにもかくにも司が格好良いですね。「社長命令だ」含めいつきの戦闘時のスタイル、考え方などは、実は(勿論本人は知らずのことでしょうけれど)司とほぼ同じものだったんですね。しかも自分の考えに自信を持っていて、いつきにはない「力強さ」が感じられる辺り、流石先代社長というところを見せてくれます。

また、この頃のアストラルが、実は〈螺旋なる蛇〉との因縁を持っていたことや、その際の事件が〈ゲーティア〉のオズワルドのあの事件への布石になっていたことなどが明かされました(そして勿論「あの人」の活躍も)。それぞれ独立していたと思っていた事象が、実は繋がりがあったとわかるのは面白かったです。幼い穂波やアディリシアさんも、(すでに現在の片鱗を見せながらも)可愛らしかったですしね。

レンタルマギカ ありし日の魔法使い (角川スニーカー文庫)

  • 著者 : 三田 誠
  • 発売日 : 2008-04-01
  • 出版元 : 角川グループパブリッシング
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 620

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