2008/04/28

SAS 3

ポスト @ 2:04:19 | 小説,鳥居羊

南の島でのバカンスと、その裏で進行する王位継承に向けての策謀などなど。

立夏がアナスタシアに向ける気持ちを自覚しだしました。また、それに対するアナスタシアの気持ちも、単なるバディへの信頼とは別種の色を帯びてきています。二人の間に漂う空気の変化に気づいた紗友の、精一杯のアピールが健気で可愛いです。「もっとちゃんと、私のことを見て!」という無言の叫びが聞こえてくるようでした。

立夏の気持ちも、紗友を大事に思っていることは確かなんですが、それは燃え上がるような恋ではないのでしょうね。この巻の中にある二つのシーン\における、立夏の行動の違いが、まさに今の気持ちを表しているのでしょう。

そしてそれを紗友自身が察しているはず。それだけに彼からの申し出に揺れてしまいそうな怖さを感じます。もしも紗友と立夏の道が違えてしまったら、アーニャ、フラン、ファの三人はどうするんだろう。

SAS3 (HJ文庫)

  • 著者 : 鳥居 羊
  • 発売日 : 2008-05-01
  • 出版元 : ホビージャパン
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 670

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