2008/05/20
幻想譚グリモアリスⅠ されど魔刃の名のままに
ポスト @ 1:05:48 | 小説,海冬レイジ
とある事情により、主人公がグリモアリスに関わる記憶を失っているのですが、それを上手く使って、今までのシリーズを読んでない人にも(比較的)解るように情報を出していっていますね。なるほど、気を遣ってるなあ。
しかし、よもや主人公がそういう世界に片足(どころか両足?)突っ込んじゃうとは思いもよらず。いのりのことが大事なのは勿論変わりがないけれど、それだけではなく、アコニットのことも大切な友人として認識しているのがよくわかります。冷血だとか言いながら、どう見ても人が良い気がしてならない主人公でした。一度身内と認識すると、全力で守ろうとするタイプなんだろうな。沙姫さんとの会話も、身内への甘えがほの見えて面白いな。
新章ということで大きくお話が動いてきたわけですが、その背景がちっとも見えないところが気になりますね。追い込まれているアコニット自身が、事態を把握していないわけで、そりゃ読者もわかるわけがないのですが。
幻想譚グリモアリスI されど魔刃の名のままに (富士見ファンタジア文庫)
- 著者 : 海冬 レイジ
- 発売日 : 2008-05-20
- 出版元 : 富士見書房
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609
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