2008/05/24
紅 公式ファンブック
うわ、かっこいー。ホントに108~121で、あの下巻の後始末してるよ。信じられない。真九郎と星噛絶奈との戦いの顛末なんて、六行くらいでまとめられています。
とにかく大変だった。それが率直なところで、星噛絶奈との物理的な応酬については殆ど記憶していない。気がつくと、真九郎は床に両膝を着きながら脱力していて、絶奈は柱を背に座り込んでいた。二人の拳は血で真っ赤に濡れ、お互いに疲労困憊。もはや自力では立ち上がれぬ、酷い有様。客観的に見れば両者KOが妥当。(後略)
「紅 ファンブック」p.p.113
ほぼ、これだけ。今まで全く歯が立たなかった絶奈に、何故に互角の戦いができたのかなんて全くわかりません(本当に紫の応援パワーで超人化とか言い出すんじゃないか?)。
もはや描写に裂く文量なんてあるはずもなく、ほぼ「何があったか」を説明するだけに終始するのですから(紅香の事情とか、さらっと流されちゃうわけだけど、「電波的な彼女」からの読者としたら、ここの辺突っ込んで書かれていたらかなり興味を惹かれそうなんだけどね)、文章的な面白みという点でも、展開の面白みという点でも、ちっとも楽しくないわけで。
しかし、読了情報を聞くまでは、まだサイドストーリーであるという一縷の望みをかけていたのに、本当に本編の続きを(しかもこんな中途半端な形で)出すとは思わなかったなあ。目先の利益を得て、将来の利益をどぶに捨ててる気がするのですが。少なくとも、スーパーダッシュ文庫に対する印象は確実に悪化しましたけどねえ……。
追記。
とりあえず、「プロットじゃなくて小説が読みたかったです」というのが正直な感想かなー。
- 著者 : 片山 憲太郎
- 発売日 : 2008-05-23
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 : ¥ 500
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紅公式ファンブック [片山憲太郎]
紅公式ファンブック (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-8) posted with amazlet at 08.05.27 片山 憲太
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