2008/06/13
Xトーク
ポスト @ 0:10:28 | 小説,来楽零
ホラー短編集。一応、「ホラー関係のオフ会で集まった五人が、互いに持ち寄った『怖い話』を披露する」という形式になっているけれど、個々のお話にはあんまり関連性はない。
どこからどう見ても完璧な死体なのに、何日経っても変化しない「クックロビンの埋葬」。都市伝説の怪人に首を刈られ、自分の首から上が見えなくなってしまったのに、他人からは変りなく見えているらしい「ヘッドハンティング」。酒乱の隣人が死の間際に残した「背筋を正して生きろ」という言葉の意味は……「子供たちの町」。怖いもの見たさで夜の学校に忍び込んだことを切っ掛けに、次々に怪奇現象に見舞われる「七不思議の向こうで」。以上四篇に、「before talk」「after talk」がプラスされて一つの話になっています。
やっぱり気持ち悪さでは「子供たちの町」が一番かなあ。道徳的に「悪い」とされていることを行ってしまったとき、ふと振り返ると無表情の子供たちがこっちを見つめているという構図が、もう極めて気持ち悪くて良いですね。少なくともこんな町に住みたくないな(苦笑)。見た事はないんですけど、「ザ・チャイルド」もこんな感じの気持ち悪さがある映画なのかな。
- 著者 : 来楽 零
- 発売日 : 2008-06-10
- 出版元 : アスキーメディアワークス
- 評価 :
- 価格 : ¥ 578
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