2008/09/08

タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。

ポスト @ 1:10:05 | 小説,七飯宏隆

本編にあんまり関係ない短編集ということで、どちらかというとドタバタラブコメ的側面ばかりを集めたお話。ただ最後の一つはタロット集めの面で進展がありましたけどね\

病に倒れた秋人を看病する結夏らという第一話。しかしこの話では単純なとこで疑問に思っちゃったんだよな。女性っていくらスカートだからって洋服着てから下着着ることなんてあるのかしらん。オチのためだけの不自然な行為に感じちゃったなー。

第二話は、八久住さんが落とした「大切なもの」とは何かというお話。「てい……」の時点でわかっちゃうけど、未だに秋人は「ただの同級生を巻き込んじゃった」という考えのままなんだなというのが判って、なんとも言えない気分に。道は遠そうだなあ、八久住さん。

珍しく三崎に焦点が当たった第三話。彼女の両親が個展を開くというので、みんなで出かけるという話なんだけど、この両親がなんとも変な人たちでした。短編で使い捨てなのかなあ。もうちょい、いろいろ使ってみると面白そうだけど……本編に絡ませようがない気がするので勿体ない気が。一話でも思ったのですが、意外と三崎も秋人に好意持ってるですね。

四話目は、最近行動のあやしい志津乃さんを結夏らが尾行するというお話。まあ単なる勘違いから始まった騒動なんですが、主の要求を完璧に遂行しようとする志津乃さんらしい一面と、「好きな人が……」と言われて一瞬答えに詰まる乙女心が良いですね。秋人に惹かれていること、志津乃さん自身は自覚しているのかいないのか。どっちなんでしょうね。

で、第五話は真冬側のお話。「賢者の石」をばらまいているという人物を探し当ててみたところ、彼女もタロットの一枚であり……という話。割と手ごわそうなカードがまた一枚、真冬側に落ちたことになるわけで、秋人もうかうかしていられないのではないかなあ。こんなのんびりした短編なんてやってる場合なんでしょうか(笑)。

タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。 (電撃文庫)

  • 著者 : 七飯 宏隆
  • 発売日 : 2008-09-10
  • 出版元 : アスキーメディアワークス
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 578

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