2008/09/23
聖剣の刀鍛冶3
ポスト @ 1:22:34 | 小説,三浦勇雄
今回も熱く、面白かった。僕にとっての今回一番の見どころは、リサがルークに対して様々な想いをぶつけるところ。彼女の生まれの理由もあり、嫌悪や親愛が入り混じり、お互いに不自然に気を遣った関係だったわけですが、今回のことを経て、初めて本当に相棒になれたんだなと思うと感動しました。それもこれもセシリーの一本気な性格が及ぼした影響でしょうね。
一方、そのセシリーは今回は受難続き。自らの気持ちを半分くらい自覚したと思えば、ルークとは些細なことから衝突してしまうし、更には自らの矜持を粉々に砕かれるような衝撃的な事件が。「すべてを助けてみせる」などと啖呵を切ったこともある、あのセシリーが内に籠ってしまうほどに落ち込む様は流石にきつかったです。しかしそのまま腐ってしまわないところが流石。確かに復活は仲間の発破あってのことですが、あんな酷い精神状態の中、それでも市民の危機に重い体を動かして現場に向かったからこそですよね。芯のところで強さを持っているという証拠だったと思います。
しかし「共に失っていきましょう」という誓いの言葉は、不吉さを増すばかりですね。アリアの状態のことも含め、将来に向けて様々な地雷が埋められている気がしてドキドキします。
- 著者 : 三浦 勇雄
- 発売日 : 2008-09
- 出版元 : メディアファクトリー
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609
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