2008/12/29

"文学少女"と恋する挿話集1

ポスト @ 0:21:56 | 小説,野村美月

文学少女シリーズの短編集。基本的には本編中のどこかに入るお話が多いけど、一話だけ遠子先輩卒業後の話がありました。

本編とは違って、ノリの軽い楽しい話が印象的。最初の「~と恋する牛魔王」なんかはドタバタコメディ調ですし、「~と革命する労働者」もズレた感じがおかしい話。「~と病がちな乙女」は可愛らしい恋の話で素敵でした。本数が多いので、一本一本は本編程の描写の濃さはなく(本に対する蘊蓄も少なめ)、口当りの軽いお話になっていますね。

個人的には最後のエピソード、「"文学少女"の今日のおやつ 特別編 ~『スノーグース』~」が一番のお気に入り。卒業後、大学に入り寮生活を始めた遠子先輩の元に届いた一枚の手紙。それを読んだ遠子先輩の表情、そこに込められた色々な想いが切ない。

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

  • 著者 : 野村 美月
  • 発売日 : 2008-12-26
  • 出版元 : エンターブレイン
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 651

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