2009/03/10

白山さんと黒い鞄

ポスト @ 0:33:42 | 小説,鈴木鈴

鞄の中には世界がある!? 白山さんの持ってる黒い鞄には秘密がある。その中には嚢界という別の世界があり、そこには人外の存在である阿頼耶識が住むというのだ。ちょっとしたことから白山さんにストーキングされた衡は、その秘密を知ってしまい、阿頼耶識捕獲に協力することとなるのだが……というようなお話。

小動物っぽい可愛らしさと人見知りに近い性格の一方、相棒みたいな存在の九衛に対する態度は結構強く出てたり、妙なバランスが白山さんの魅力。鞄にまつわるエピソードは若干重さを感じさせるところ(母親の形見と言った時の表情とか)がありますが、現状ではそれほどシリアスになるところはなく、若干ライトな雰囲気。とにもかくにも白山さんが可愛いのは確か。そりゃ主人公が惹かれてもおかしくないなーと思いました。

キャラクター的には図書館部の部長の怪しさが光っています。真性のサドだよこの人。君子危うきに近寄らず……と行きたいところですが、白山さんを守るためには部長の力を借りざるを得ないんだよなあ。なんか余計危険なところに踏み込んでる気もしますが(危険性の種類は違うけれど)。

ちなみにこの話読んだときにとりあえず「ばくさんのかばん」という言葉が頭をよぎったんだけど、どれくらいの人に通用するかなあ。

白山さんと黒い鞄 (電撃文庫)

  • 著者 : 鈴木 鈴
  • 発売日 : 2009-03-10
  • 出版元 : アスキーメディアワークス
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 641

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