2009/03/17

黙星録Ⅱ 慟哭は世界の爪痕

ポスト @ 0:11:26 | 小説,荻野目悠樹

長きにわたる今次大戦がようやく決着。ただ、元々何故星間戦争が勃発することになったのかを思い起こせば、まだまだ何も解決していないことに気づきます。本来彼らが目指した最終地点を考えると、ここまできてようやくスタート地点なんですよね……。

ただ、現状で完全に仕切り直せているかと言えば、それも出来ていないというのが事実。不穏な要素はそこかしこに見えるんですよね。今後どこかで明かされるであろう事実は、容易に暴動を生み出す可能性がありますし、命の選抜をしなければならない事態に世論が紛糾するのは目に見えています。何よりも、あのリュウガサキ提督がこのままでいるわけがない。更にはケイン・ラインバック氏の心境にどれほどの変化が起きているのかというのも怖いところ。

人類が自ら滅びの道を歩まないようどうすればいいのか。今後も楽しみです。

黙星録〈2〉慟哭は世界の爪痕 (ハヤカワ文庫JA)

  • 著者 : 荻野目 悠樹
  • 発売日 : 2009-02
  • 出版元 : 早川書房
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 777

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