2009/03/18
読書の時間よ、芝村くん!
ポスト @ 0:17:53 | 小説,西村悠
本の中にマビノギという、現実と虚構の境をなくしてしまうモノが入り込んでいるので、自身も本に入り込みそれを回収してくる……という設定のお話。
そんなわけで、地底探検だったりシンドバッドだったり○○○だったり(この作品はなんだ? が一部謎になってるんで伏せる。でもすぐわかるけどね)する本の中に入って一緒に冒険したりします。
ただ、そんなストーリー以上に、ヒロイン二人の可愛らしさが光ってます。特に幼馴染の夏耶は良いなあ。10年前の結婚の約束を信じ、隣に並ぶのにふさわしい人になろうと頑張ってきたというだけで、ベタながらもジンとくるじゃないですか。再会した時点では、芝村くんにはすっかり忘れられてたんだけど、それでも一途に思い続けてる辺りが、ほんといじらしい。どちらかというと活動的なタイプなんだけど、内面がやたらに乙女ちっくなんですよね。ギャップにくらくら。
ただ肝心の芝村くんの気持ちはわかんないんだよなー。夏耶のいなかった十年の間にどういう風に成長してきたのか。もう一人のヒロイン春奈を気にかけてはいるけれど、恋愛感情っぽくはないんですよね。
まあ今回は物語の半分以上が「囚われの姫」状態だったので、次の巻での活躍に期待かな。
- 著者 : 西村 悠
- 発売日 : 2009-03-19
- 出版元 : 一迅社
- 評価 :
- 価格 : ¥ 670
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