2009/04/27

RPG W(・∀・)RLD 1 ―ろーぷれ・わーるど―

ポスト @ 0:30:16 | 小説,吉村夜

RPGの世界に入り込んでしまう、ということで直近だとソードアートオンラインと似通ったテーマ。なのでどうしても比べてしまうところはあるんだけど、特徴は随分違います。ソードアートの方が「仮想の現実世界」というところに焦点が当たってたのに対し、こちらは「ゲーム世界」というところに焦点が当たってる感じ。良い悪いではなく、リアリティのレベルが全然違うんですよね。

この世界の住人たちは、自分たちがゲームの中の住人だという認識はないんですが、こちらの(現実の)世界の人間から見れば変なところがあるわけです。例えば人の頭の上に名称やHP, MPが表示されているのが普通だったり(なので偽名使えない、という盲点が存在)。

また、ゲーム内に取り込まれてしまった主人公が、高レベルキャラクターからスタートというのも珍しいところ。「なんだよ、いきなり最強キャラで苦労しないなんて、つまんないなあ」と最初は正直思ったのですが、中盤以降で「高レベルキャラクターであること」の意味がある展開(高レベルキャラクターに対する周囲の期待感や、それに対する義務感めいたもの、更にはキャラクターが高レベルであっても、プレイヤーの覚悟はまた別問題であることなど)があり、好感が持てました。

RPG W(・∀・)RLD1 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

  • 著者 : 吉村 夜
  • 発売日 : 2009-04-20
  • 出版元 : 富士見書房
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 651

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