2009/10/18
読書遍歴(高校生編)
高校時代は、一気に本を読むようになった時期でした。高校の図書館が、なんだか変わったラインナップの図書館で、そこの司書さんと仲良くなって色々読みました(図書委員だけに許される、本の入荷希望も出させてもらったしなあ)。
で、当時はまりにはまったのが、平井和正。
幻魔大戦、真幻魔大戦、新幻魔大戦、ハルマゲドンの少女、ウルフガイ、アダルトウルフガイ、地球樹の女神。当時図書館にあった平井和正シリーズものは全部読み漁りました。
幻魔大戦 1 幻魔宇宙/超戦士 決定版 幻魔大戦 全10巻 (集英社文庫)
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1999-07-16
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1987-03
- 出版元 : 角川書店
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1982-10
- 出版元 : 徳間書店
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1988-12
- 出版元 : 徳間書店
- 評価 :
- 価格 :
狼の紋章 (角川文庫 緑 353-51 ウルフガイシリーズ)
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1982-01
- 出版元 : 角川書店
- 評価 :
- 価格 :
狼男だよ―アダルト・ウルフガイシリーズ〈1〉 (ハルキ文庫)
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1999-11
- 出版元 : 角川春樹事務所
- 評価 :
- 価格 :
地球樹の女神〈1〉真昼の魔女 (ASPECT NOVELS)
- 著者 : 平井 和正
- 発売日 : 1997-04
- 出版元 : アスキー
- 評価 :
- 価格 :
平井和正のそれぞれの本はいろんな出版社で、いろんな判形で出てるので、適当にリンクは拾ってます。ちなみに僕が読んだのは、地球樹の女神と新幻魔以外はノベルズサイズだったはず。多分徳間だったと思うけど……。新幻魔は角川文庫だった気がする。地球樹の女神はハードカバー。
平井和正は、影響力強いので読む時期選ぶ気がします。あまり早くに読んでかぶれると危険な気が。高校時代しばらくかぶれて、「魂が云々」とか語って引かれた記憶は良い思い出(良くない)。
ちなみにどれもこれも中途で終わる傾向にあるのが平井作品の欠点なんだよなー。あと、幻魔シリーズに顕著なんだけど、結局同じことやった挙句宗教論っぽくなって頓挫しちゃうんだよな。序盤は最高に面白いんだけど。ただ、それでも読んじゃう麻薬のような引力があるのでした。
ちなみに一番好きだったのは地球樹の女神。ただ、完結まで読んでないはずなんだよな。地球樹は確か珍しく完結させてるはずなので、いつかは最後まで読んでみたいと思っています。
それから、海外ファンタジーをよく読んだのもこの時期。
まずはドラゴンランス戦記。
ドラゴンランス戦記 (1) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)
- 著者 : マーガレット・ワイス , トレイシー・ヒックマン
- 発売日 : 1987-05
- 出版元 : 富士見書房
- 評価 :
- 価格 :
レイストリン大人気。
それからムアコック作品。
- 著者 : マイクル ムアコック
- 発売日 : 2007-11-08
- 出版元 : 早川書房
- 評価 :
- 価格 : ¥ 1,344
友人から借りて読んでたので、何を読んで何を読まなかったのか良く覚えてないのですが、確かコルムとホークムーンは読んだはず。秩序と混沌のバランスという概念が、和風ファンタジーにはあまりなじみ無くて珍しかった。
それからトールキンでシルマリルの物語。
- 著者 : J.R.R. トールキン
- 発売日 : 1981-01
- 出版元 : 評論社
- 評価 :
- 価格 :
中つ国の神話に関する話ということで、指輪以上に読みにくかったけども面白かった。巻末にエルフ語辞典が掲載されていたのを覚えています。
若干ずれるけどクトゥルフ。
- 著者 : H.P. ラヴクラフト
- 発売日 : 2007-09
- 出版元 : 国書刊行会
- 評価 :
- 価格 : ¥ 1,575
まあ、僕が読んだのは「真ク・リトル・リトル」という表記なんですが。ちなみにクトゥルフ体験は、真ク・リトル・リトルの二巻で挫折。気持ち悪くて耐えられなかったんですよね。そういや一巻だったか二巻だったかの巻末に、かのアブドル・アルハズラッドが著したとされる「ネクロノミコン」の抜粋が載ってたはず。
それから、新井素子との出会いもこの時期。
初めて読んだのは「…絶句」
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 1987-04
- 出版元 : 早川書房
- 評価 :
- 価格 :
物語の途中で作者が登場人物集めて座談会開いちゃうというぶっ飛び具合に、文字通り絶句し、しばらくはむしろ嫌いな作家だったのに、いつの間にか読みなおした揚句、はまってしまいました。
はっきり言って、新井素子さんは頭の中身が常人とは異なる回線具合になってるとしか思えません。素晴らしい。
その後新井素子は読みふけり、色々お気に入りがありますが、当時の僕の中のベスト4が「あなたにここにいて欲しい」と「ひとめあなたに…」と「グリーンレクイエム」と「緑幻想」。
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 1987-08
- 出版元 : 講談社
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 1985-01
- 出版元 : 角川書店
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 1983-10
- 出版元 : 講談社
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 1993-04
- 出版元 : 講談社
- 評価 :
- 価格 :
今だったら、「おしまいの日」と「チグリスとユーフラテス」を追加するかなあ。
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 1995-04
- 出版元 : 新潮社
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 新井 素子
- 発売日 : 2002-05-17
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 : ¥ 720
中でも「あなたにここにいて欲しい」は印象深い作品です。何せ読み終わった当初は、この話嫌いだったんです。なのに、読み返すにつれ、徐々に印象がひっくり返って、最終的には新井素子作品の中で最も好きな作品の一つになったのですから。
精神は(脳は、だったかも)新陳代謝をしないというフレーズが、凄く記憶に残っています。哀しいけれど、未来を感じさせる話でした。
ああ、新井素子は一杯好きなのあるなあ。「あたしの中の」も好きだし「いつか猫になる日まで」も良かったっけ。
それから、少女小説への傾倒を深めたのもこれまた高校時代。
後輩の女の子から借りた「KZ少年少女ゼミナール」とか、「ざ・ちぇんじ!」とか。
友愛クエスト KZ少年少女ゼミナール (コバルト文庫―KZ少年少女ゼミナール)
- 著者 : 藤本 ひとみ
- 発売日 : 1992-04-03
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 :
ざ・ちぇんじ!〈前編〉―新釈とりかえばや物語 (1983年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)
- 著者 : 氷室 冴子
- 発売日 : 1983-01
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 :
特に小林弘利には大きくはまり、ほぼ全シリーズを古本屋をかけずり回って揃えました。多分、コバルト(スーパーファンタジー含む)から出た作品と、角川から出た作品は全部持ってるはず。
中でもお気に入りは、「童話を胸に抱きしめて」「バードウォッチングエピソード」「水曜日にまた逢おう」。
童話を胸に抱きしめて・FINAL (集英社文庫―コバルトシリーズ)
- 著者 : 小林 弘利
- 発売日 : 1987-12
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 :
バード・ウォッチング・エピソード〈1〉カーテンコールは青空に (角川文庫―スニーカー文庫)
- 著者 : 小林 弘利
- 発売日 : 1990-05
- 出版元 : 角川書店
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 小林 弘利
- 発売日 : 1988-03
- 出版元 : 角川書店
- 評価 :
- 価格 :
特に「カーテンコールは青空に」は、一番最初に読んだ小林弘利作品で、かつ大好きな作品です。実は本屋で立ち読みで全部読んだ(書店さんごめんなさい)という本なのですが、余りに気に入った為に、そのまま買って帰ったという本。
とにかく小林弘利さんの本は、可愛らしくて、愛が詰まった素敵な物語という印象なんですよね。絶対にハッピーエンドという持論の方で、読後感が幸せになれる、大好きな作家でした。最近もう書いてないのが残念(東京キングダムとか、ナイトビューティーとか、未完なんだよなー)。
本沢みなみの「東京ANGEL」も高校時代。というか、大学受験の時に読むものがなくて買ってったんで良く覚えています。
- 著者 : 本沢 みなみ
- 発売日 : 2005-06-01
- 出版元 : 集英社
- 評価 :
- 価格 :
これも長期シリーズだったけど、比較的(といっても五年スパンくらい?)に無事完結しましたね。
それから何と言っても忘れちゃいけないのが若木未生。
今では二代目未完の女王(一代目は勿論前田珠子)になりかかっていますが、初めて「イズミ幻戦記」を読んだ時の衝撃は忘れられません。短文を畳みかけるように重ねてリズムを出す文章にびっくりしました。こういう書き方もあるんだ、と。
- 著者 : 若木 未生
- 発売日 : 2007-01
- 出版元 : 徳間書店
- 評価 :
- 価格 : ¥ 860
最近のコバルトはなんか路線が変わってしまって、読みたいものがどんどん減っているのが凄く残念です。
新城カズマ(当時は新城十馬。読み方は一緒ですが)を初めて読んだもの多分高校。「蓬莱学園の初恋」の衝撃は大きかったですね。
- 著者 : 新城 十馬
- 発売日 : 1991-09
- 出版元 : 富士見書房
- 評価 :
- 価格 :
地下水道の中で兵衛に語るシーンとか、裁判シーンで衆目の中駆け下りていっての台詞とか、真っ白なページを開いての最後の台詞とか、何度も泣かされました。巨大学園ものが大好きなのは、間違いなく蓬莱学園のせい。PBM時代に知りたかったなあ、と当時参加出来た人を後から羨ましくおもったものです。
あ、新潮ファンタジー大賞関連も多分この時期じゃないかな。
あの賞は、ほんと素晴らしい作品がたくさんありました。「星虫」「六番目の小夜子」「月のしずく100%ジュース」「ラストマジック」。
- 著者 : 岩本 隆雄
- 発売日 : 2000-06
- 出版元 : 朝日ソノラマ
- 評価 :
- 価格 :
- 著者 : 恩田 陸
- 発売日 : 2001-01
- 出版元 : 新潮社
- 評価 :
- 価格 : ¥ 540
月のしずく100%ジュース (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
- 著者 : 岡崎 弘明
- 発売日 : 1990-07
- 出版元 : 新潮社
- 評価 :
- 価格 :
ラスト・マジック (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
- 著者 : 村上 哲哉
- 発売日 : 1990-12
- 出版元 : 新潮社
- 評価 :
- 価格 :
後に他の出版社からも出た作品以外は、今となっては入手困難だと思いますが。でもどれも面白かったな。多分一番この中で話題になってないのは「月のしずく100%ジュース」だと思うけど、物語の中に入っちゃう話なんだけど、その物語が書きかけなため、いたるところで不具合が出てたり、張りぼて感が満載だったりで楽しい作品です。
うーん、他にも色々あった気がするんだけど、とりあえずはこんなところで(思い出したら追記するかも)。
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