2009/12/17

タロットの御主人様。⑧

ポスト @ 0:17:13 | 小説,七飯宏隆

クラス旅行で最新のアミューズメントパークに出かけたところ、そこでタロットの襲撃にあうというお話。

舞台となる場所が面白いですね。拡張現実を用いたアミューズメントパークということで、ヘッドマウント型の透過モニタを利用して色々な映像をオーバーラップさせているんですけど、その技術表現に余り無理を感じさせないんですよね。いや勿論現行技術では、リアルタイムにそれらを違和感なく表現できるほどの計算力は持てないのですが、それを除けば実現できそうなレベルに見えるのが良いですね。例えば遠くに浮かぶクジラを描画する為に、飛行船を飛ばしておいて、それが見えるかどうかを利用して遠近感処理を行ってるとか。

お話の展開的には、終盤に二つ今後に影響しそうな出来事が。特に、アメジスティアの覚悟がどう出てくるのかが興味深い所。若干不穏な台詞もありましたが……。

そして、タロット達の思惑がだんだん出てきたのも興味深い。彼ら彼女らが、何を狙っているのか。……いやまあなんとなくは想像できるのですが。……でもさやかさんは正直要らん子になってる気がするなー。

タロットの御主人様。〈8〉 (電撃文庫)

  • 著者 : 七飯 宏隆
  • 発売日 : 2009-12-10
  • 出版元 : アスキーメディアワークス
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 641

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