2010/02/18

ヘヴィーオブジェクト

ポスト @ 1:55:34 | 小説,鎌池和馬

近未来世界が舞台。50mを超える巨大兵器「オブジェクト」が戦場の主役となった中、二人の特殊工兵が、その戦場の花、オブジェクトをばったばったとなぎ倒す痛快アクション娯楽劇。……ノリとしては特攻野郎Aチームとか冒険野郎マクガイバーとかのノリだよなー。

とにもかくに、通常兵器じゃ歯が立たないというはずの超兵器に対し、二人の主人公が成り行きで立ち向かい、無駄口叩きながら死にそうな目に合いながら、それらを駆逐していくんですよね。巨大な障害を突破していく痛快さというのは確かにあります。

ただ――後書きに書いてあったので自覚的だというのは解ったんですが――味方の命に対し、敵の命がやたら軽く書かれている(敵兵の命を奪うことに対する躊躇が、最初のエクスキューズで取っ払われて、以降一度も意識されない)のが、読んでる最中は若干気に成りました。

まあそれでもドタバタとした掛け合いの中、当たるを幸い敵をなぎ倒し的な大活躍に、胸がスッとする感じは事実。楽しい話でした。

ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)

  • 著者 : 鎌池 和馬
  • 発売日 : 2009-10-10
  • 出版元 : アスキー・メディアワークス
  • 評価 :
  • 価格 : ¥ 641

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