2010/02/09
アクセル・ワールド4 ―蒼空への飛翔―
ロウきゅーぶ!④
今回は割とスポーツしてたなー。やっぱスポーツ成分が増えた方が、絶対面白いと思う。
さてはて、今回は山奥の女子高に合同練習兼合宿に来た、というお話。とはいえ序盤から美星が倒れるなどアクシデント発生。保護者不在のままたどり着いてみれば、なんだかやけに冷たい態度を見せる顧問に困惑し……という感じ。
相手方の顧問の先生は、最初は単に事務的なタイプなのかと思いきや、実はきちんとバスケットへの情熱を持ってることが判ります。ただもーちょい最初からその線は見えてて欲しかったかなー(単に僕が気づかなかっただけかもしれませんが)。一方、相手チームのコーチを務める、担任の先生の妹さんは、最初から最後までバスケット選手としての情熱が見えて好感。……恋愛沙汰では暴走気味だったけど(でも葵には頑張ってほしいと思ってます)。
やはりスポーツメインのシーンは燃え上がりますが、何と言ってもひなちゃんが良い。自分が「バスケットを好き」という感情に素直な様子が、周囲の思惑を飛び越えて相手に伝わります。レギュラーチームの邪魔にならないようにと、控えとの練習を命じられた直後のひなちゃんの台詞なんか、彼女じゃなきゃ言えないですよね。また隠されていた事情がつまびらかになり、落ち込む真帆を追いかけた後のひなちゃんの決意表明は、一巻のときも同じだけどやっぱ泣けちゃうなー。自分の無力を知った上で、それでもその差を埋めようとポジティブに頑張る姿勢が非常に好きです。
最後の戦いも、久々にイーブンの相手との戦いで燃えました。チームになってきたなー、という昴の実感がこっちにも伝わる感じ。徐々にそれぞれのプレイスタイルが明確になってきましたね。特に紗季は彼女の性格に似合っています。
- 著者 : 蒼山 サグ
- 発売日 : 2010-02-10
- 出版元 : アスキーメディアワークス
- 評価 :
- 価格 : ¥ 578
ぎふと②
ええっ? なんか著者近影のところに、今回で完結みたいな感じのコメントが書いてありますが、本当にこれで終わりなの?
ううーん。この巻って、回想が終わっただけなんだけどなあ。回想前のストーリーからは、全然進んでないと思うんだけど……。もしこれで終わりなんだったら、尻切れトンボだなあ。「あさっての方向。」も大好きだったけど、ちょっと終わり方に難があった気がするんだけど、そういう作家さんなのかしら。雰囲気は抜群に好きなんだけどなー。
- 著者 : 山田 J太
- 発売日 : 2010-02-09
- 出版元 : 富士見書房
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609
2010/02/08
世界の中心、針山さん③
今回の針山さんは、あんまり「まとめエピソード」っぽいのがない構成でした。ま、短編集なんだからなくてもおかしくないんですけど。ただ成田さんだという時点で、そういう「一見無関係のエピソードが綺麗にくっついてモザイク絵を作り上げる」みたいなのを期待しがち。
一番気に入ったのは「工場長のドリームチェイス」。巨大ロボに乗りたい一心で、「ないなら作っちゃえ、そんでパイロットになっちゃえ」と、ただそれだけに生涯を費やしてきたお父さんのお話。もう少しでお披露目ってところで、突如少年アイドルにパイロットの座を奪い取られそうになり……という展開。さてはて、このお父さんが最終的にどうしたのかということはさておき、工場長のように、少年の夢を忘れぬ、大人げない大人になりたいですね(笑)。
特に工場長と、企業買収相手との会話が良いなあ。最後まで夢を貫いたお父さんに幸あれ。
そんでもって、なんだかんだいってもきっちり「この父にしてこの娘あり」に育ってる娘さんの将来が実に楽しみです。
- 著者 : 成田 良悟
- 発売日 : 2009-10-10
- 出版元 : アスキー・メディアワークス
- 評価 :
- 価格 : ¥ 620
もて?モテ!6 ある日二人三脚でぎゅうぎゅうにっ!
うーん。もはや惰性で買ってるなあ。誰とくっつくかは見えているので、あとはどれだけ引き延ばすかだけになってる気がする。さっさと決着つけてくれないかなー。
で、今回もエロコメ路線は継続中。無駄にエロイベントたくさんで、キスくらいは当たり前の描写になってきました。彼の中では何までOKなのか、正直もうすでに良くわからん。
もて?モテ! 6 ある日二人三脚でぎゅうぎゅうにっ! (MF文庫J な)
- 著者 : 長野 聖樹
- 発売日 : 2010-01-31
- 出版元 : メディアファクトリー
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609
ダブルクロス01 ファースト+ペイン
オーソドックスだなー、という印象。学園異能ものとして手堅いです。
TRPGに興味がない人に対し、ダブルクロスという物語の舞台を説明するには丁度良いお話ではある気がします。ただ、リザレクションとかワーディングの辺りが、若干説明臭い感じを受けたかなあ。まあ、(特にワーディングなんかは)ゲーム的に都合よくするための道具立てだから、どうしても仕方ないかな。
お話としては、なんだか微妙にトラウマ的に主人公を心配するおねーちゃんに期待。個人的にはヒロインよりやっぱお姉ちゃんのが好きだなあ。
ダブルクロス01 ファースト+ぺイン (富士見ファンタジア文庫)
- 著者 : 矢野 俊策
- 発売日 : 2010-01-20
- 出版元 : 富士見書房
- 評価 :
- 価格 : ¥ 672
デュラララ!!×7
短編集。
一巻の頃の話なんてちょっと忘却の彼方で、張間さんとか思わず忘れてました。あー、そういうキャラだったっけ。あれほどの情報を一手に入手してるなんて、何気に超がつくほど有能ですね、張間さん。
しかしその真実を聞いても、結局何もしないことを選択する(できる)というのが、誠二くんの壊れっぷりを表しています。いやまああの二人に挟まれて平然としていられる神経の時点で常人ではないですが。
しかし赤林さんがカッコよすぎた。なんだあの告白シーンは。このお話の中では比較的真っ当な人かと思ったら、やっぱり違った方向にぶっ飛んでました。格好良いぜ。
とまあ面白かったんだけど……やっぱり本編の続きが気になるなあ。アニメ化の最中にきっと本が出るに違いない、と期待しておこう。
- 著者 : 成田 良悟
- 発売日 : 2010-01-10
- 出版元 : アスキーメディアワークス
- 評価 :
- 価格 :
お買い物
漫画
- BLADE COMICS、nini著「パラドクス・ブルー③」
- BLADE COMICS avarus、藤野もやむ著「忘却のクレイドル①」
- BLADE COMICS avarus、藤野もやむ著「忘却のクレイドル②」
藤野さんの新作、久々な気がするなあ。この人の話は大好きなので、楽しみ。
Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS
ついでにって感じで、Fateの映画見てきました。二日連続映画なんて、自分には相当珍しいことですが。
感想としては、アクションアクションまたアクションという感じで、良く動くなあとは思ったんですが、ストーリーを説明する気は皆無だなあ、といったところ。
まあ、最初からゲーム未経験者は相手にしてないんだろうなあ。ただ、映画としてのストーリーもぶった切り感ありありなのはちょっとどうかと思いました。名シーンを個別に切りだして映像化しただけという印象。
とはいえ、動いてるアーチャー対士郎とか凛とか見てると、ゲームやった時の記憶が想起され、無条件でなんだか感動させられる気がしたのは確か。
やっぱ親(自分ですけど)越えテーマのUNLIMITED BLADE WORKSは燃えるものがありますね。Fateの中で一番好きな話だし。
第44回スーパーボウル
やっぱりスーパーボウルは見ごたえある試合になりますね。非常に良い試合でした。
二度目の戴冠を狙うマニング率いるインディアナポリス・コルツと、初の獲得を目指すニューオーリンズ・セインツ。序盤は以外にも静かな立ち上がり。
ただ、インディアナポリスの攻撃を、ニューオーリンズディフェンスが全くといっていいくらい止められず、じりじりと引き離されそうな感じがありました。逆にニューオーリンズの攻撃は、苦労して進んで、やっとのことでフィールドゴールという印象。
この試合、いくつかのポイントがあったと思うのですが最初の大きなポイントは前半終了間際だったと思います。4th Downギャンブルに失敗し、得点を取り損ねたニューオーリンズ。インディアナポリスは5yd付近からの攻撃で残り約2分。ここでインディアナポリスが1st Downを奪えず時間を潰せず、ニューオーリンズに再度攻撃権を与えます。これでフィールドゴールを返し、4点差で前半を終えることができたのが一つ大きかったと思います。もしもあれがなければ、4th Down失敗で得点できなかったという、悪い雰囲気を引きずって後半に入ることになったはず。それが追い上げられたことで、まだまだいけるという感覚になったのではないかと想像します。
そして後半最初の、まさかのオンサイドキック。インディアナポリス陣営が誰も予想してなかったこのプレイにより、ニューオーリンズが攻撃権を得、(インディアナポリスDEドワイト・フリー二―の負傷の影響もあったのですが)着実に攻撃を成功させてのタッチダウン。これで流れが随分ニューオーリンズに傾き出しました。
とはいえその直後のドライブを完遂させ、流れを完全に明け渡さない辺りが流石ペイトン・マニングといった感じでしたが……その後の51ydのフィールドゴール失敗でほぼニューオーリンズペースとなったという印象。あのフィールドゴール自体は、距離が長いので入る確率は半々くらいだったと思いますが、それまで全くと言っていいほど止められなかったインディアナポリスの攻撃(特にRBジョセフ・アダーイがまるっきり止められなかった)を、ニューオーリンズがようやく止めたというのは大きかった。
その後は勢いを得たニューオーリンズオフェンスを、今度はインディアナポリスが止められなくなり、最後は6人くらいのラッシュをかけられた中、マニングがCBポーターに痛恨のインターセプトを喫して14点差となり万事休す。
前後半での切り替えや、思い切った作戦が見事にはまった、ニューオーリンズの勝利でした。
涼宮ハルヒの消失
見てきました。映画版消失。
二時間オーバーとは思えないくらい、あっという間だった印象。やっぱり消失長門は可愛いけど、見ていて切ないなあ。あの無表情の下で、どんな想いを募らせてこの消失世界を再構築したのか。
しかし、もはや話の筋書きはおおよそでしか覚えていなかったので、意外と長門の出番が少ないことに驚きました。もっと長門とキョンが話してたかと思った。
ハルヒは、あの能力があったがゆえにハルヒなのではなく、あの性格がゆえにハルヒなのだなあ、と改めて実感。朝比奈さんは特殊な力がないと、ほんとただの気弱な兎さんみたいな感じ。古泉は相変わらず胡散臭いなー。
そしてやはりキョンにとって、この話は分岐点だよね。これ以前と以降では、やってることは同じでも自身の中の意味づけが大きく変わってくるもの。
あー、やっぱ本編の続き読みたいなー。
2010/02/07
お買い物
小説
- 電撃文庫、支倉凍砂著「狼と更新料ⅩⅣ」
- 電撃文庫、川原礫著「アクセル・ワールド4 ―蒼空への飛翔―」
- 電撃文庫、蒼山サグ著「ロウきゅーぶ!④」
- 電撃文庫、峰守ひろかず著「ほうかご百物語7」
- 電撃文庫、七飯宏隆著「放課後限定勇者さま。②」
- 電撃文庫、橋本和也著「世界平和は一家団欒のあとに⑨ 宇宙蛍」
- 電撃文庫、丸山英人著「夜と血のカンケイ。③」
- 電撃文庫、高遠豹介著「ぷれいぶっ!」
漫画
- YOUNG KING COMICS、大石まさる著「おいでませり②」
- 角川コミックスドラゴンJr.、山田J太著「ぎふと②」
電撃の新人さんは、珍しく一個も興味湧かなかった。
2010/02/05
円環少女⑪ 新世界の門
友情パワー炸裂。
王子護のぶち上げたペテン、アトランチスは、魔法使いの問題を一気に国際政治の表舞台へと引きずりあげることに。
誰も彼もが、滑稽であることを理解していながら、そのペテンに踊って見せてるのがなんとも不思議な感じ。本人たちはアホらしさを知りつつも大真面目に取り組んで見せるのですが、冷静に引いてみたら喜劇にしか見えませんよね。なのに実態は核ミサイルを巡る戦争という、なんとも悲惨な喜劇。
しかし最後はどうなったんでしょう? 本当にこの世界に神が顕現したと言えるのか? きずなは一体どうなったんだ? なんだか良くわからないんですよね。気になるところです。
- 著者 : 長谷 敏司
- 発売日 : 2010-02-01
- 出版元 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 評価 :
- 価格 : ¥ 660
剣の女王と烙印の仔Ⅳ
どちらかというと、今後の展開の為の準備をしてる話だったと思います。フランの覚悟の程と足場固め、カーラの力量と性格、そして今後の大きな障害となりそうな人物の登場といったところ。
フランの覚悟の程が、相変わらず凄いなあ。自分の目的の為、どこまでも血ぬられた道を往く覚悟があります。正直、物語の主人公はフランだと思います。でもその覚悟が一体どこから出ているのかは知りたいなー。
一方のカーラは、何を考えているのか良くわからない人。敵を欲してるらしいけど、それは単に自らの力を思い切り揮える相手が欲しいだけなのかしら。シルヴィアの近辺にも危険な香りが漂ってきたようで、気が気でありません。カーラさん、聖王家相手だろうと遠慮なさそうだもんなー。
- 著者 : 杉井 光
- 発売日 : 2010-01-31
- 出版元 : メディアファクトリー
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609
衝撃のラストシーンだった三巻から、どうなってくるか心配だったのですが、なるほどこうやってまとまったのかと一安心。
結局、お互いが、どれだけ信じられるかが最後を分けたんだなあ。チユリの孤独な戦いを思うと、頑張ったなーと言ってあげたい。
しかし加速世界を、現実世界での利点として使おうとするグループが登場したのは、今後の不安をあおります。いやまあ、どっちかっていうとそういう発想が出る方が当然という気もしますが。ゲーム世界をゲームとして大切にしているというのは、通常の感覚からすると異常なんじゃないかなあ。チユリはどっちかというと現実的な感性を持っているので、ネガ・ネビュラスの中で独自の視点を提供してくれるんじゃないかと思っています。
アクセル・ワールド〈4〉―蒼空への飛翔 (電撃文庫)