2010/02/04
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夏海紗音と不思議な世界
並行世界みたいなところに迷い込んでしまった主人公が、自分を招き寄せた原因であるヒロインの目的を達成させ、自分の世界に戻ろうとするお話。で、その目的ってのが海上のどこかに浮かぶ島を見つける海洋冒険ものになっている、という筋書き。
ううーん。やっぱりライトノベルで海ものは鬼門というジンクスはあってるのかなあ。何が、って言うのは難しいんだけど、ちょっと微妙な感じでした。
海洋冒険物としても、SFとしても、ラブコメとしてもなーんか中途半端な印象なんですよね。
ただ、エンディングは一夏の冒険を終えて日常回帰を果たした、まさに「ゆきて帰りし物語」で綺麗なんですよね。……1とかついてなければ。ナンバリングが非常に不安にさせます。一巻で終わってる方が綺麗な話なんじゃないかなあ。
- 著者 : 直江 ヒロト
- 発売日 : 2010-01-20
- 出版元 : 富士見書房
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609
空色パンデミック1
突然空想の世界の住人と化してしまう空想病というものが存在する世界。基本的にはその当人が空想に囚われるだけなんだけど、特殊な「劇場型」と呼ばれる症例は、周囲の人間をも空想に巻き込む。更に、世界創造型と呼ばれる、全世界を巻き込んだ事件も過去にあったりなんかして。そんな空想病の少女と、変哲もない少年が織りなす青春ストーリー。
他人を自分の空想世界に巻き込む病気、という設定が面白い。「病気」というカテゴリなのに理屈付けが弱いのはちょっと残念だけど(劇場型が、病気の感染ではなく、症状の感染である理由の説明がないのがなんか納得いかない。魔法的な説明不要なものなら良いんだけど、なまじ病気という理屈付けがあるだけに)。
正直感染者のそばには居たくないくらいハタ迷惑な病気だけど、それでも精一杯生きてる少女が良いな。彼女が、自分自らの力で初めて形成した人間関係に固執するのもなんとなく共感できる。
しかしエンディングは割とパンドラの箱を開けちゃった気がするんだけど……。これ、今後何があっても、どこまでが真実か、最後の最後でひっくり返される懸念を捨てきれなくなっちゃったんじゃないかなあ(例えば、今回のエンディングを次回のオープニングでひっくり返されても驚かないというか)。
あとは青井くんが気になる……どっちがほんとなんだ。
追記。
コモリさんのとこから経由して「びれん。と愉快な仲間たち」の感想。ラスト六行の違和感に気付かなかったよ。これは、なるほど確かに読み間違えていました。
- 著者 : 本田誠
- 発売日 : 2010-01-30
- 出版元 : エンターブレイン
- 評価 :
- 価格 : ¥ 609

漫画
消失長門が大変可愛らしいと聞き。