兄妹小説リンク集
通称:妹蔓
注意書き
本リンクは、当サイト管理者の趣味で集めたものです。
コメントは100%主観に基づくものです。
きついコメントの場合もあります。
基本的に無断リンクであり、ファイルに直接リンクしてあります。
リンク先サイトの管理者から削除要請があった場合、削除します。
作品は五十音順に並べてあります。
作品リスト
- Anello del Veleno Dolce
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チェーザレとルクレツィアの、ボルジア家の話。
短編ですが、綺麗にまとまってます。
愛と狂気と、信頼と隷属の狭間のような話。
- another face 〜電網の恋人〜
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「With You」二次小説。
インターネットの掲示板を題材……というかアクセントに使ってるのが面白いです。
適度にサスペンスっぽいシーンもあったりして、少し「謎解き」って感覚があります。
- AN NEST
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一次小説。
「THE SONG」と対になる話です。
王子と王女。兄と妹。捨てることのできない立場と役割。
妹の婚礼を間近に控え、逆らえることではないと知りつつ、束の間の逃避行に――。そんな話です。
#本ページに収録されています。
- Blade of Darkness
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長編ファンタジー一次小説。
この世界の「力」は悲しみと絶望から生まれる。
主人公ラグナロフは、妹シルフが目前で炎の中に消えた時に、力に目覚めた。
悲しみを忘れるために、戦いに明け暮れる日々の中、ラグナロフはフラウという少女に出会う。
……そう、シルフと同じ容姿をした、少女に。
一人称の切り替え方式が、ちょっと読みにくいですけど、割と面白そうです。
- Cross Road
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一次小説。
義理の妹と兄と、久しぶりに再会した幼馴染との三人を軸に織り成すお話。ラブコメディと言っていいような気はする。
しかし幼馴染が兄の初恋の人(もちろん向こうも兄が好きだった)であったり、ちょっと分が悪そうかな?
妹の嫉妬が可愛いです。
MIDIによるBGMつきなので注意。
- Dear My Little
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一次小説。
妹と幼馴染との三角関係……というか、「言えない想い」の話。
「いつも優しくしてくれよね」と妹に言われ、「家族なんだからあたりまえ」と答えるのはお約束。
「そう……だよね。家族……だもんね」と返すのもパターンですが、切ないので良いよね。
でも義理でどっちつかずエンド。兄に葛藤は少ないと思う。
- Dear My Sister
-
一次小説。
小さい頃の思い出の公園で、妹はちょっとだけ勇気を出し、兄は自己の想いを再確認する話。
お互いがお互いの想いを、なんとなく気付きながらも確証を持てずにいる状態。
……ただ、短さゆえかそこに至るまでの描写足らずなのか、唐突感は否めない気がします。
- DEAR MY SISTER 〜SECOND STORY〜
-
一次小説。「Dear My Sister」の続き。
雪のクリスマスイブ。親戚の結婚式に出かけた両親は、雪の影響で帰れない。
――二人きりのクリスマスイブ。
きっと全てが許される、夜。
- EARS
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一次小説。
寒い夜。逃げ出したはずの僕らには悲壮感なんてなくて。あるべきところに落ち着いた、そんな安堵めいたものがあった――。
駆け落ちの夜の、兄妹の会話を軸にしたお話です。
優しい雰囲気が好みです。
#本ページに収録されています。
- Endless Rain
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実話を元にしたフィクション、だそうです。
こういう話にしては珍しく(多分)、妹の方は兄に対する特別な感情が見えません。
妹が大好きな先輩に告白して玉砕、兄の胸に泣き叫んで飛び込んでくるのですが……という話。
ねぇ、先生。傷ついた妹を愛しく想う僕は異常ですか――?
- Frozen Heart
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18禁一次小説……というか、ゲームブック方式。
まあ、多少分岐のある小説、かな。妹はその分岐の一つ。
まだ終わってないのでなんともですが、割と妹は可愛いです。
葛藤はそれほどでもないけど、メイドさんに隠そうとするあたりはマルかな。
- flux
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短編の一次小説。
暴走族に出入りをしていたような妹が、ある日「教師になろうと思っている」と言い出した。家族はみんな正気を疑うような発言で、再考を促したけれど、一人兄だけは何も言わず――。
兄の小さな一言が良いな。兄妹互いの信頼と愛情が心地よい、優しい感じのお話だと思います。
- Glass Wing〜無意味な'そら'の果ては〜
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一次小説。
障害のために、十五歳になっても精神は幼稚園児くらいのままの妹を持つ主人公の話。シリアスです。
一話の前文が全てを表してるような気がします。
- Happy Happy Birthday
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18禁一次小説。
双子の妹を持つ大学生の兄。誕生日のプレゼントと称して「今日と明日。俺の言うこと全部やってくれない?」と持ちかけだして……という話。
出足だけ聞くと、コメディ系かなと思いますが、意外と展開はシリアスだったり。
双子の妹が、また対照的な性格をしていて、お互いが少しずつ違った葛藤を見せるのが良かったりします。
- Lesson in a week
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18禁一次小説。
妹の心情がかなり切なく書かれていて良いです。
……なんですけど、話そのものは強要されていじめられてる感じで可哀想。
ラスト、ハッピーエンドになれることを祈ってます。
なお、リンクはトップページにしてあります。「第一閲覧室」→「Lesson in a week」で。
- MOONs
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18禁一次小説。
実の妹を、(文字通り)愛したがゆえに殺してしまった男が主人公。
親戚に引き取られ、そこで新たに家族になった義理の妹に、実妹の面影を投影してしまって……というお話。
- Pure Hearts
-
実話を元にしたフィクション、だそうです。
幼い兄が、妹にしたちょっとした悪戯。そのはずだったのが……。
きちんとした意味もわからないままに、繰り返す口付け。
- returnees
-
一次小説。
全体的に、寂寥感が感じられる落ち着いた文章の小説です。舞台設定としては、ほんの少し昔のようです。
最後まで読むと、内容に文章がとても合っている気がしました。
- romance
-
一次小説。
冒頭でわかるので書いてしまいますが、妹は既に死んでいます。が、正直、僕にはなぜあの手紙が死んでしまうきっかけになるのか分かりませんでした。
また構成が、現在と過去の回想とを交互に書いている形になっているのですが、その境目が単に改行数行だけで表されているので、最初のうち混乱します。
もう少し量をかけて書いていたら、僕の好みの系統だったかもしれないと思うのですが。
- SIN
-
18禁一次小説。
サイン、じゃなくて、罪の意味の方。
双子の兄妹もののお話です。
表面はべったりじゃなく、ちょっと強気な感じで。
実際、こんな感じなのかもなぁ、なんて思ったりします。
- Spring fine
-
18禁一次小説。
一人暮らしの兄が、春休みに実家に帰ってきたときの話。
大好きな兄に彼女がいるとわかって、それまで堪えてきたものが……という展開です。
しかし、妹の告白をあんまりにもあっさり受け入れ過ぎると思います。「今日だけだぞ」ってそういう問題じゃあないだろ、という気が。
- THE SONG
-
一次小説。
「AN NEST」と対になる話です。
もう取り戻せない大切なもの。
何もできなかった自分を悔やみ、力を手に入れようと欲し、そしてそれを得た孤独な王。
その胸に去来するのは――。
#本ページに収録されています。
- TOGETHER
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一次小説。
ふたりを置き去りにして誰もいなくなった世界で僕らは互いに寄り添い、撫で合っていた、でも僕はどこかで拒んでた。けれど結局またふたりで生きている。
そんな駄目な、ある天気のいい日の話。
#本ページに収録されています。
- With -AIR-
-
一次小説。
体が弱く男性恐怖症な妹と、顔は良いのに自覚のない兄の話。
ちょっと展開が都合よすぎる感じが、どうもしてしまいました。割と簡単に告白して、受け入れちゃうし。
義理落ちも別にかまわないんですが、義理とわかった瞬間に全ての問題が解決したかのように終わるのはどうかなあ……。
- With You〜みつめていたい〜 〜私だってみつめてた…〜
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「With You」の二次小説。
前書きでいきなり「義理です」と宣言して書いてあるのが微笑ましいというか、なんですが、内容は由緒正しいラブコメ調です。
義理は義理でも、いわゆる義理オチではなく、それなりの葛藤をしているのが好感持てます。
……しかしこの作品については、妙に冴子が可愛く感じてしまうんですよね、僕は。
- 青空の下の日向
-
一次小説。
高校二年の夏。県予選を勝ち抜き、全国高校野球への出場を目前に控えたとき、野球部監督が飲酒運転による人身事故を起こし出場辞退となった。
その事故の背後にあるものに思い至ったときに、少年はなにもかもを諦めてしまった。そんな少年のもとに、幼い頃に別れたきりの異母妹が訪れた――。
慰めとは違う、まっすぐで不器用な励ましが素敵です。彼岸花も印象的。
- 赤の他人と緑の兄妹
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「ツグナヒ」二次小説。
それが奈々の芸風だもん ……こほん。
知人の結婚式に行った夜の、ほんのひとコマの出来事、といったところ。
- ありふれた平凡な話
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一次小説。
一種、兄妹をオチに使ってる話。
ペットの兎がある日突然人間化して、飼い主である主人公に迫ってくるという粗筋で、内容自体はあんまりなく、ポンポンとテンポ良く突っ込みが入るというコメディ。
- 生贄
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一次小説。「無題」の非18禁版。
山の神への生贄に選ばれた少女。
泣くことにも疲れ、運命を受け入れた少女が、最後に見た光景は……。
ラストの文は、結構好きです。
- いじわる番長
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一次小説。
兄の恋人である男の人が自宅に遊びに来たときに、その兄のことを好きな妹と鉢合わせになってしまったときの話。
近親相姦と、同性愛。
きっと、現実的かつ非難めいた言葉でくくられてしまうような想いを抱いたもの同士の、ほんの少しの連帯感みたいなもの。
- 一緒にくらそ!
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一次小説。
親同士の再婚で、突如同い年の妹が出来た……という話。それまで互いに面識はない様子。
学校のみんなにバレるイベントはお約束。
どちらかというと「兄妹」という感覚は薄い話ですが、最後の「兄妹として」から「恋人として」という台詞のくだりは結構好きです。
- いのちのひかり
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一次小説。
脳に障害を持つ妹と最後に朝日を見に行く話。
「ありがとう」って言葉が切ないです。
後書きを読んで感動したんですが、その後書き自体作り話(言い方悪いですが)だと後で知って、すごく騙された気分になった話でもあります。
ちなみに今は後書きはなくなっています。
- 妹
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一次小説。
作者の分類は18禁ですが、「そういう場面」があるからではないです。
狂気的な愛とか、そういう感じの話です。
文章上手。
なお、リンクはトップページにしてあります。「小説」→「妹」→「妹」で。
- 妹X
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「妹」の続編。
……というか、読むとこけます(苦笑)。
完全にジョーク。
なお、リンクはトップページにしてあります。「小説」→「妹」→「妹X」で。
- 妹思いのお兄ちゃん物語
-
一次短編小説。
完全にコメディ。
シスコン馬鹿兄貴の暴走〜という感じかな。
- 妹思いのお兄ちゃん物語 〜ROUND2〜
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一次短編小説。「妹思いのお兄ちゃん物語」の続き。
前作同様のコメディ。
相変わらずお馬鹿な兄ですが、今回は友人に諭されたりして、少しシリアスっぽい面も。
- いもうとティーチャー
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一次小説。
路線はコメディ。超天才児の妹(12歳)が、ちょっとしたことから兄の担任教師になってしまう……というお話。
妹はお兄ちゃんに構って欲しくて仕方ないのですが、お兄ちゃんは「天才の身内」って複雑な心境もあるし、意中の人は去年の担任だったりと、なかなか妹の思うようにはならず。
むーむー唸ってる妹が可愛いのは確かなんですが、個人的にはそれ以上に姫っちが可愛くて(12歳は対象外だしなあ(苦笑))。
- 妹にさよなら
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一次小説。Jidan Series vol.9だそうですが、独立して読んで平気だとは思います。
苦い話です。
なんて言えばいいのかよくわからないんですが、胸にすっと入るような、良い話でした。丁寧な文章だと思います。
- インセスタス
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「With you」二次小説。
乃絵美・正樹の話。
一次・二次全体でも、上質の部類に入るのではないかと思う。
きちんと葛藤が描けていて好感。かなり良い。
- 嘘
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「遥かなる時空の中で」の二次小説。
といっても僕は元ネタ知らないんですが……。
どれほど酷いことか、わかっているのに、でも願わずにいられない。そんなお話。
- 永遠の硝子箱
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一次小説。日常に潜むファンタジー的話。
死の病に瀕した妹。何故妹がこんな運命に苛まれなければならないのか。
理不尽な運命に怒り、妹を救うことを願った兄は、死神の力を借りて妹の心の内側に「魂」を探しに行く……。
- 逢瀬
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一次小説。
刺々しく、突き刺さるように痛いお話。救われない話ですが……こういう話は割と好きです。
想いを凍らせて。何かを感じる心も凍らせて。涙までも凍らせて。
それでもこんな、夢に見るほどに。
- お金がない!
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「もう一つの兄妹」の続編……というかおまけ。「妹V」とも言います。
タイトルから想像つくでしょうが、妹Xと同テイストです。
なお、リンクはトップページにしてあります。「小説」→「お金がない!」で。
- お兄ちゃんのノック
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18禁一次小説。
不在時に、兄の部屋を片付けをしていたら、ラベルの貼っていないビデオを見つけて、アニメかと思って再生してみたら……という話。
なんとなく漫画っぽい感覚のお話に感じます。
- 俺の妹(おれのおんな)
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18禁一次小説。
タイトル通りというかなんというか……。
兄がちょっとなさけなくてね……。基本的にコメディ系か。
なお、リンクはトップページにしてあります。「第三閲覧室」→「俺の妹」で。
- ガラスのラビリンス
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一次小説。角川学園小説大賞に応募した作品だそうです。
繰り返しモノで、同じ一日を何度も繰り返しています。その事実に気付いているのは妹だけ。
妹は、この時間のループから抜け出そうと、今までと違った行動を取り始めますが……というお話。
- カルアミルクとジン・ロック
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「いじわる番長」の続き。
彼氏にドタキャンくらって一人で飲んでいたときに、その妹に遭遇して、なりゆきで二人してお酒を飲む話。
お酒の勢いでこぼす妹の弱音が切ない話です。
- きえないまぼろし
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18禁一次小説。
切ないとか葛藤とかよりは、兄にべったりな妹。
論点がずれてるけど勢いで押しちゃうような妹に感じるなぁ。
- 傷痕の塩味
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18禁一次小説。
妹の体に残る無残な傷痕。
理不尽で力強く責める言葉。……深い負い目。
- 君だけしかみえない
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18禁一次小説。
あからさまには書かれていないけれど、兄妹の関係が元で両親は離婚しているようで、そのために兄妹の苗字が異なっていて、学校でも兄妹とは知られていない。
割と抑えたみたいな文章が、好感。
サイト自体は生きているのですが、小説のコーナーは削除されたようです。
……の後、ここでゲームになってました。
- 兄妹愛 A面
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サイコ系一次小説。
A面は兄視点。
もう一つと合わせて読むべき。
- 兄妹愛 B面
-
サイコ系一次小説。
「兄妹愛 A面」と対になる話で、妹視点。
ラストの台詞が、台詞自体は普通なんですが、怖いです。
- 幻臭
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一次小説。
「切ない」というのとは、少し、ほんの少し違うのだけど、でも言葉にすると「切ない」なのかな。
読んで、思わず涙してしまいました。
『不意に体の中に熱い卵があるのを感じた。美紗に初めて会ったその瞬間に、その卵は生まれたのだろう。そして、自分でも気づかないうちに温めてきたのだ。卵には、俺の、美紗への思いがつめられている』
『殻を割ってはいけない。卵は、そのままで充分に美しい。中に入っているものは必ずしも美しくはない。殻を割る勇気は、ない』
という一連が良かったです。
- ココロ・・・
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一次創作。
兄の負担にはなりたくないと、今までずっと「生意気な妹」を演じてきたけれど。
大学入学を機に、一人暮らしを始めることになった兄との別れを前に、今までの仮面が崩れてしまう……というような話。
1シーンごとに季節が飛ぶような書き方をしています。描写も少なめな気がします。
- 最後の人間(ひと)
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一次小説。
文明が失われた世界。眠るように死に至る病。
そして兄が死んだ。世界でたった一人、最後の一人。
きっと私も間もなく死ぬのだろう。
確かなことはただ一つ。この命と人類の存在が、この星から消え去ること。
ただし上記URLは移転元URL。移転先はこちらだけど、Not Foundになってます。
- 最後の約束
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一次小説。
白血病の妹を持つ兄の話。
残り少ない命を、その最後のときまで今までと変わらぬ日常の中で過ごそうという約束を交わす――。
- 柘榴の園
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一次小説。
シリアスで少し重めです。既に兄は亡くなってますが。
『悲しみさえあれば、人は生きてゆける』という台詞が印象的。
- 砂漠に降る雪
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一次小説。
明確に書かれてはいないけれど、文から浮かび上がってくる想いが綺麗な話です。
抑えたような文章が好感。
- サマー・ウェディング
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一次小説。
中学生の妹一人称。喜怒哀楽が割とはっきりした子のようで、文章は少女小説っぽい感じがします。
切ないとかよりも、むしろ可愛いという感じ。
- 死の舞踏
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一次小説。
妹の一人称。鍵括弧の中の台詞部分は普通の口調なんですが、地の文が凄く……なんというか表現が回りくどいというか独特で、理屈っぽい子という感じがして面白い。
「兄様」という呼称が、妙にしっくりきます。
- 白い空
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一次小説。
なんていうか、感性に来るお話。よくわからないけど。
悲しくないのに涙が出そうになる感覚のお話、かな。
- しろい部屋
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一次小説。
辛いことがあって、現実を拒否している兄妹の話。もしかしたら、兄はわかっているのかも知れないけれど。
二人だけの、たった一部屋の、白い、小さなお城。
- 砂の音
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18禁一次小説。
人類の殆ど全てが消え去り、青い砂となって全てを覆い尽くした世界。
見渡す限り青いその世界に、たった二人だけの『兄妹』。
全てを飲み込んでしまいそうな砂の音の中、二人は生きていた。
- 世界にふたりきり
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一次小説。
人類が自らの手で絶滅への引き金を引いた後、生き残った三人のお話。
シリアスで重い雰囲気。
生き残っているのは兄と妹と、兄の元恋人ですが、ちょっと面白いのは、兄の元恋人は、実は妹の方が好きだという点かな。
台詞がちょっと良かったので引用。長いですが。
『神様。
私はいい子になります。
だからどうか私の願いを叶えて。
誰よりも優しくなるから。
他人のために何をすることも厭わないから。
どんなことでも、するから。
だからお願い神様。
絶対に私は人に優しくするから。
絶対にわがままも言わない、
天使のように生きるから。
どうかお願い。
お願い。
他にはもう何も要らないから。
ああ、どうか私の願いを聞いて』
- そして僕は途方に暮れる New!
-
一次小説。
なんともいえない微妙な関係。兄妹より近くて恋人より遠い? でも大切な家族。
不思議な軽妙さのある文章が心地良いです。
- たえて言葉のなかりせば
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一次小説。
声を持たない少女。
言葉なんてこの世界になければいいのに――そう思っていた。
だけど今、心から言葉を欲していた。伝えたいことがあった。
- 「旅立ち」の歌をもう一度
-
「With you」の二次小説。
「亜美 旅立ち」という作品とのミックスになってるらしいですが、そっちの作品を知らないのでなんとも。
乃絵美がアイドルになってるというのは珍しい気がします。そういうのになりそうな性格に、あまり思えませんし。
- 月は見ている
-
一次創作。
綺麗で、切ないラストです。
途中は割と無理矢理な気がしなくもないですけど、
「ちょっと天使の翼をもいでやろうかと思っただけ」
という台詞は、結構良かったです。
- であ〜たまみ
-
一次創作。母親違いの兄妹の話。
ある日、妹と名乗る女の子が「あたし…今日からこちらに御厄介になります。どうか宜しくお願いします」とやってきて……という話。
葛藤とかそういうのじゃなくて、ほのぼのかな?
今は完結して、続編の「であ〜たまみSide B」を連載中。
- 「どきどき、二人だけの夜」最終話
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Sugichさんの日記内にあった、「どきどき、二人だけの夜」の「仲良くなった」ことに関する詳細ドキュメント(苦笑)。
18禁系ですが、心情がうまいと思います。
- 時を経た空間R
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「友達みんなが彼氏連れだから」と、遊園地に彼氏役として行く羽目になった兄。
当日待ち合わせの駅に行ってみると、友人達は先に出たとのことで……といった話。
序盤で大体どういうことかの想像はつきますが、わかってたって可愛い行動には違いないのです。
互いの思慕がストレート過ぎて、やや簡単に決着着き過ぎる気はしますが、最後の行はちょっと良かったです。
- 届かない祈り
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一次小説。「月は見ている」の少し前、兄視点の話。
自らの病気をなんとなく悟りながら、自分の我が侭だと思いつつも妹を縛っている。
そんな自分の祈りを、果たして誰が聞いてくれるだろう。
- 二度目の恋
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一次小説。「初恋」の続編で、同様に「恋愛前線」という連作の一つ。
「初恋」よりも後のお話で、今度は妹視点。実は全然ふっきれてなんかいなくて……という話。
「初恋」ではさばさばしていた様子を見せていたので、この執着は結構意外。でも落着はなかなか綺麗だと思います。
- 猫神の罪
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18禁一次小説。
少し狂気っぽい話です。でも「憑」の方がサイコでしょう。
なお、リンクはトップページにしてあります。「第二閲覧室」→「猫神の罪」で。
- 剥製の唇
-
中編一次小説。
純粋な思いと、紙一重に狂気がある感じです。
……で、なかなか良かったんですが、ラストが。
なんでここで終わるんだろうというところで終わります。謎は謎のまま。気になります。
あ、PDFファイルなので注意。
- 箱の中の愛〜純潔
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一次小説。
幼い頃に両親の別居に伴い、別れ別れになっていた兄妹。
母親の下、再開した二人。しかし、母親の兄への溺愛、妹への嫌悪が、二人を苛んでいく。
――そしてやがて訪れた亀裂。
狂ってしまった想いは行き場を無くしていく。
- 初恋
-
一次小説。「恋愛前線」という連作の一つです。
同じ顔をした双子の妹。なのに見慣れたその顔に、少しずつ戸惑う時が増えてきて、妹ののことを好きだ気付いた。煩悶を募らせる内に、思い切って告白をしてみた彼に、返ってきた言葉は……。
この、妹の返答が良いですね。
- 春宵の夢
-
一次創作。
死の舞踏より時間的に前のお話だそうで、登場人物は共通しています。
「死の舞踏」同様、文面は回りくどくてやや読みにくいですが、むしろこれが味に感じられますね。
兄様大好きっぷりが見えて良い感じです。
- ピアス
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「SIN」の外伝、18禁一次小説。
「好きな人にピアスの穴をあけてもらう」ということ。
多分、好きな人に傷付けてもらう、ということが特別なんだろう。
- 彼岸花の咲く場所から
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一次小説。
戦時下のとある国。山の動植物を愛でるような心優しき青年も、戦のために借り出され。ただ兄の帰りを待つ妹。
- 秘め事
-
18禁一次小説。兄一人称と妹一人称が適宜入れ替わる形式。
妹が一人で慰めているのを兄が見て……というパターンは、こういう18禁ものでは一種パターンですが、そこで妹が抗いながら思うことが良かったです。以下引用。
『こんなの兄さんが欲情しただけだと思うから。この行為に愛なんてあるのか全然わからない。
ただの性処理に利用されるだけなら、悲しくて、寂しくて、悔しくて、今後どうしていいのかわからない』
簡単に互いが結ばれちゃうんじゃなくて、ちゃんと「賭け」があるとこが良いです。
- 秘められた想い
-
ツイン・シグナルという作品の二次小説らしいです。
二次小説で元ネタが良くわからないので、キャラクターの把握がどうもできないのですが……エモーション=エレクトラ、なのかな。
妹の執着というか、意識が良いです。本文から少し引用します。
『―手を絡め取り、足を絡め取り、自分だけの闇へ閉じ込めてしまいたい。
―兄が何処にも行かないように。
―自分以外の誰とも会わぬように』
- 憑
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サイコホラー系の18禁一次小説です。
ラストの崩壊感は割と良いです。
なお、リンクはトップページにしてあります。「第一閲覧室」→「憑」で。
- 変態慕情
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コメディ調の短編一次小説。
でも
『時折オレの心に思い浮かぶのは、綱渡りをする自分の姿。と、悪霊のように纏わり付き、「理性〜」とオレの耳元で囁く義母の姿』
という一文は面白くていいなぁ。
- ホライゾン
-
一次小説で一人称が何度か入れ替わるタイプ。
自分の兄の嫁の兄と二人で暮らすことになった少女の話。
義兄と少女が、互いにほんの少しずつ想っている。そんな感じが、文章から微かに感じられるところが良い感じ。
- みえないそよかぜ
-
18禁一次小説。
「きえないまぼろし」の続き。
妹と妹の友人たちと、何故か脱衣麻雀をする話。
相変わらず、妹に流されるというか。
- 導かれた道の上で
-
一次小説。
家族構成が……なんというか。
退魔師の父親が居て、母親は童顔でせいぜい高校生くらいにまでしか見えない容姿のうえ、父親を「おにいちゃん」と呼ぶ。
主人公は高2で妹が二人。片方は実の妹で片方が義理の妹。ともに、一緒にお風呂に入っちゃうくらいに、お兄ちゃんにベタベタっ子。
……正直、流石に「やりすぎ」って感じがするんですが……。
- 緑の荒野
-
一次小説。
痛々しくて切ない話。少し展開や描写が駆け足かな、という気がしますが。
ラストはきっと、いつまでも兄は妹の側に居るのでしょうね。例え全てが取り戻せなかったとしても。
- 無題
-
一次小説。一応18禁だそうですが、露骨な描写はなし。
奴隷商人に捕まり、売られていこうとする少女が願ったものは、愛しい兄の救いだった……というような話。
ラストが痛かったです。
- 胸の中の、ちいさな…
-
18禁一次小説。
義理の兄と、姉のように慕う幼馴染が付き合いだした。ちくんとした痛みと寂寥感。
そして初めて知った。兄がウソをつくのが下手だということ。
初めてだったのだ。絶対に彼女にだけはウソをつくことがなかった兄が、初めてウソをついたのだ……。
狂気に近い話で、かなり痛々しい話です。こういう話、好きです。
- もう一つの兄妹
-
「妹」「妹X」のサイトの一次小説。
怪我が元で半植物人間化してしまった兄を看護するうちに芽生える感情。
やがて兄が目覚めたとき、歯車が動き出す……。
兄が結構葛藤してて良いです。
なお、リンクはトップページにしてあります。「小説」→「もう一つの兄妹」で。
- 夢の続き
-
「ツグナヒ」二次小説。
18禁も強いですけど、日常描写はほのぼの。
ラストはちょっと切ないです。まあ原作が原作なので。
- 由梨
-
一次創作の義兄妹のお話。
明るいタッチですが、第一部の終わり頃は少しシリアスっぽく。
やっぱりすんなり「好きだ」とはいかない(いけない)よね。
- 夜這い−ラストチャンス−
-
18禁一次小説。
再婚の連れ子同士の兄妹。ところがその両親が離婚することに。
実は一目惚れだった妹に、想いを告げるチャンスは今夜しかないと、兄は妹に夜這いをかけることにした……という話。
- 理由、約束、守りたいもの
-
前文を読むと二次創作らしいのですが……僕は元ネタがわかりません。
なんかよくわからないけれど、ヒーローな兄が妹に止められる話……といえばいいのかな(苦笑)。
18禁ver.と非18禁ver.の二つの分岐があります。
- 恋愛前線
-
互いによく似た顔の兄妹を軸に、彼らを取り巻く人々の恋愛模様を書いた連作短編。特に時系列には沿っていません。
「青臭いほど爽やかに!」というテーマらしく、綺麗にまとまってます。
- 六月のフラグメント
-
一次小説。
自分と千佳を産ませ、その運命さえも既定してしまった父親。
異母妹にあたる千佳。血を残すことを義務付けられている運命。
怨恨と自己憎悪。
全てを終わりにしたいと願うその心は、どうなってしまうのか。
保管しているサイトがありました。
- わたしの好きな兄だから!
-
18禁一次小説。
わたしだけがお兄ちゃんの魅力を知ってる――はずだったんだけど。お邪魔虫が二人居て。えーい、負けてなるものかっ……というような話。
妹の一途さ、一所懸命さは結構可愛いです。
ラストの感じも、僕は結構好きでした。
ただ、18禁といっても兄と妹でってのは殆どないので、そういうのを期待する人は注意。
サイト消滅および行方不明
- After Sister
-
一次小説。
長く入院を続けてきた妹にとって、唯一の家族であり、友人であり、そして大切な人である兄。
父親が留守がちで、ほとんど二人暮しといった状態の兄妹の話です。
妹の寂しさみたいなところに主眼があるのかな?
サイト消滅の模様。
- Angelic Sister 〜雨〜
-
一次小説。
両親が無くなり、親戚の家に引き取られた妹が、ある日一人暮らしの兄の家へ泣きながら訪ねてくる……そんなお話。
兄との絆が無くなってしまう、とそんな不安に震える妹。守ってあげないといけない気になりますよね。
ただ、父親の死と母親の死について言及している段落において、文章の視点となる時系列が飛んでいて読みにくいです。父親が死んだという描写の後に、父親と口論したという描写が、出てくるせいで混乱します。
サイト消失?
- Dear, my sister!
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一次小説。少しコメディタッチと言えるかな。
下宿から大学に通う兄の下に、同じ大学に通うために妹がやってきて……といった話。
妹はちょっと鈍くてのろま、なんて言われてるけど、純朴で可愛いです。兄はちょっと心配性かな?
大半の小説が非公開となり、上記リンクも繋がらなくなりました。
- FORbearance
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一次短編小説。
「ONE Phrase」の続編みたいなもの。
視点は、「ONE Phrase」の兄の元恋人。
別れを告げられた後、仲良く腕を組んでる兄妹を見て、妹に負けたんだと気付く話。
#POOPOONET.COMの作品です。
サイトが閉鎖された模様。
- νWith You(仮)
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タイトル通り、「With you」の二次小説。
乃絵美と正樹のお話。
告白の仲介を頼まれて〜というのは結構あるパターンかな。
これは兄側が頼まれるやつです。
なお、移転工事中から、気付いたら消えてました。どこかにまた移転したのかなあ。
- ONE Phrase
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一次短編小説。
……本来は、最後に「兄妹」という関係をばらしてオチにする小説だと思いますが、ここに載せちゃうと意味ないですね(苦笑)。
#POOPOONET.COMの作品です。
サイトが閉鎖された模様。
- ORDINARY LIFE
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一次小説。
妹のために人を殺す兄の話。
一族の女性には魔物が潜み、その女性の魂を守るために男は他人の魂を狩る……という設定。
ただ、設定に関する説明や描写が薄いので、「なんで?」という気に。それと、冒頭の変なコメディっぽさが、全体の雰囲気から浮いてる感じがするかな。
HP本体が移転されたようですが、移転先に当該小説はなくなっていました。
- The Cruel Moon
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罪深い双子の月神のお話。一次小説。
冴え冴えとして綺麗な話だと思います。
神様を扱ったお話だから当然と言えば当然なんですけれど、神話的な印象。
サイト閉鎖。
- Visions
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一次小説。
病気がちな妹のお話。
タイムアタック小説、とかで時間区切って書いてるらしい。
でもこういう試みって、やる方には面白いかもしれないけれど、読むほうにはなんの感慨もないんだよね。
- アイシテル
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「運命の赤い糸」の続編。
……なんですが。
かなり痛いお話です。結構辛いかも。
サイト行方不明です。
- 雨の上がったその後に
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一次小説。
ある日突然、人気アイドルだった女の子が妹になって……という話。
なんて書くとちょっとドタバタしたお話を想像しがちですが、これはもっとしっとりした感じの話です。
とても落ち着いた文章が良い雰囲気です。
そういえば突然の妹が出来る話で、親が再婚したわけじゃないパターンって、結構珍しい気が。
閉鎖されました。
- ある雨の日とたった一つの出来事
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一次小説。
優しくて柔らかな話。
こういう兄妹でいたいなあという、一種理想の関係が書かれている感じがします。
- 妹と買い物に行く1日
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一次短編小説。連作、に近い。そういう意味では第一話。
文字通り、妹と買い物に行く話で、単にそれだけなんですが、妹の「お兄ちゃん大好き」ぶりが、実に甘々で可愛いです。
ほのぼのした感じ。
サイト縮小により小説関連がばっさりなくなりました。とりあえず纏めてこれだけを残しておきます。
- 運命の赤い糸
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一次創作小説。
バレンタインに絡めて、「伝えられない想い」を書いています。
なかなか切なくて良いです。
サイト行方不明です。
- 思いの行方
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一次小説。
兄妹と、幼馴染の少女。
兄妹のように育った三人は、いつしか互いの想いに気づき始める。互いが互いを思うゆえ、身動きの取れなくなってしまった三人。
けれど、妹は、兄を置いて逝ってしまった。壊れていく世界。伝えてない言葉があったのに……というような話。
正直、僕には読みにくい文章でした。
ページ自体は生きているけれど、小説の公開はなくなった模様。
- 俺の近くで鐘が鳴る
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18禁一次小説。
ある日突然目の前に女の子が出現し、自分を「C級淫魔だ」と言った。その少女は、力をつけるための研修として、しばらく貴方の妹として過ごすことにすると告げる……という話。
まあ設定からもわかるように、本質的には全然兄妹ものじゃあありませんが。
これの公開を停止した模様です。
- 銀色の呪縛
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ファンタジー系一次小説。
「母親が自分にしていたことと同じことを、自分は妹に強いているのではないか」
そんな思いが消せない主人公。
やがて妹は予言の力を発露させ、『塔』から招聘の声がかかる。
二人を分かつ声が。
サイト自体は生きているのですが、小説のコーナーは削除されたようです。
- グリーンスリーブス
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才能に溢れた双子のピアノ奏者。
兄は禁じられた恋情に身を焦がし、妹は二人が同じでいられないと、二卵性であることさえも悲しんだ。
その想いの違いに気づいたとき、兄は連弾をやめた――。
そんな感じのお話です。ちょっと狂気っぽいかな? でもすごく良いです。読んでいて先が気になります。
サイト移転後、当該小説の公開が停止された模様。凄く好きだったんだけどなあ、これ。
- 幻色
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一次創作。
綺麗で哀しくて切なくて。
胸が苦しいような、そんなお話。
サイト自体は生きていますが、小説のコーナーは削除されたようです。
- 恋歌
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一次創作。少し古代の話。
生まれてから17年もの間、兄の存在を知らずに育った少女。彼女の兄は王の息子として、穢れから離されて育てられていたから。
――一目会いたい。
彼女は兄が住むという本殿を振り仰ぎながら、歌を――恋歌を歌った。
雰囲気の良い話です。物語の最後の台詞に、様々な感情が込められている気がします。
サイト自体は生きていますが、小説のコーナーは削除されたようです。
- 言葉をきいて
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短編二次創作。
多分、テニスの王子様。でも原作殆ど読んでないので、僕には設定がイマイチよくわからないです。
台詞だけという構成ですが、描写は好きです。「嫌だよ」「嫌だって言ったじゃん」って流れが良いなあ。
行方不明中。
- 十字架
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一次小説。
もうすぐ結婚するという兄に対する気持ちを、ひたすら独白で書いてあるという作品で、なかなか雰囲気の良い話です。
繰り返しを多用した文章が印象的。
サイトは生きていますが、この小説は現在公開していない様子。
- 静寂がつく嘘
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一次小説。
大切な人に、理由も告げられずに死なれ、残されてしまった男と少女の物語。
男の妻と少女の兄は、不倫関係の挙句の心中。
「お兄ちゃんを返して!」と叫んでも、死んだ人は戻らない。
遺された人にできるのは、納得のできる答えを捜し求めることだけ。
「わたしが、お兄ちゃんを追い詰めたのかな」
けれど、答えをくれる人は居ない。
サイトが閉鎖された模様。
- 蝉の羽根
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一次小説。
兄と双子の妹たちとの、なんていうか、少しセンシティブなお話。
「羽根がとれても、せみは空を飛べるのかなぁ」と呟いた少女。千切れた羽根。切り取られた髪。いってしまった彼女と、残された彼女。
でも、どんなに似ていても、けして同じではない。
一人になってしまった彼女が、どうか幸せでありますように。
リンクはトップページになっています。「Note」の「Novel」から「蝉の羽根」へ。
サイト縮小だそうで、当該小説が消えています。
- 月と兎と子供
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一次創作。
無邪気で無垢で、そして救いようのない話。
サイト縮小に伴い、削除された様子。
- 月のウラ劇場
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一次創作。
作品単体だけ見るとよくわからないと思いますが、「夢の月劇場」というウェブページの舞台裏をそのページの作者自身が描いてる……というスタイルを装った短編小説なのです。
作品そのものがコメディみたいなものですが、内容もバカバカしくて良いですね。
ちなみに、書かれていること自体はフィクション……のはず(笑)。
サイト消失?
- 遠き呼び声
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一次小説。
悔しくて、悲しくて、泣けてくる。守らなきゃいけなかったのに。
自分の気持ちにちゃんと向き合えた最後。
今度はちゃんと守れるといいね。
#POOPOONET.COMの作品です。
サイトが閉鎖された模様。
- 〜バラ色の福音 Rosen evangelisch〜
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ファンタジー系一次創作。
一話一話は短めですが、長編になりそうです。
基本的には不思議な運命を背負った双子の王女にまつわる話がメインです。
ただ、その王女の護衛を勤めることになる主人公に、腹違いの妹がいるのですが、この妹が強烈に「お兄様大好きです」という人です。
雰囲気的にはコメディタッチで軽め。
少なくともこのドメインはなくなったみたいです。
- 春 - StartLine -
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一次小説。
主人公は違うんですが、「遠き呼び声」の兄妹が登場。
時間的には「遠き呼び声」以前のことで、幸せそうな兄妹が見れます。
メインストーリーは、主人公が「遠き呼び声」の妹に一目惚れして……という話です。
ヒロインは別にいるんですけどね。
#POOPOONET.COMの作品です。
サイトが閉鎖された模様。
- ビーナスの血
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ちょっと長めの一次小説。
まだ読んでないので詳しくは言えませんが。
どうやら「歴史は繰り返す」かしら……。違うかもしれないけど。
行方不明中。サイトがどっかに一回移転したような記憶があったのだけど……。
- ふうせん
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一次小説。
――空に憧れた少女は、空色の風船とともに、雲ひとつない自由な青空へと還っていきました。
サイト閉鎖だそうです。
- ふたりだけの……
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18禁一次小説。
ラストは割と好き。やっぱり結ばれようとしたら、逃げるか戸籍改竄(これも逃げの一種だと思うけど)なんだろうね。
でも、最初の設定はちょっと可哀想な気が。
サイト閉鎖(休止?)の模様。
- 水面にて
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一次短編小説。
病弱で、入退院を繰り返していた妹。
親を早くに亡くし、二人だけで生きてきた兄妹。
ある日兄に想いを告げ、拒絶された妹は、生きていく気力を失い、自ら死を選ぶ。
――もしも自分が受け入れていたならば?
後悔に苛まれても、妹はもう還らないのだ。
行方不明中。